「ウォリス家の殺人」 D・M・ディヴァイン 創元推理文庫
This Is Your Death 中村有希・訳
1962年、ロンドンから50キロ離れた郊外にあるガ―ストン館。
そこには、人気作家のジョフリー・ウォリス一家が住んでいた。
ジョフリーの幼馴染の歴史学者、モーリス・スレイターが館を訪れる。
最近様子がおかしいと心配したジョフリーの妻ジュリアが招いたのだ。
長らくスコットランドに住んでいた、ジョフリーの兄、ライオネルが訪ねて来て5か月ほど滞在した後、今は近くにコテージに住んでいるという。
ジュリアはライオネルがジョフリーを脅迫していると思っていた。
そして、秘書のフィリップ・ブレントは、ジョフリーはライオネルを殺そうとしているのではと心配していた。
そして、週末に出掛けていたジョフリーが行方不明になる。
ライオネルのコテージを見に行くと、そこには激しく争った跡と、あおびただしい血痕があった。
しかし、2人の姿はなかった。
謎解きを楽しめる推理小説。
特に派手な始まりではないのだが、読みだして直ぐに物語に引き込まれる。
癖のある登場人物の性格もすんなりと入って来る。
こういう物語は、1番犯人らしくない人が犯人だと思いつつ、割と慎重に考えながら進んで行く。
登場人物も少なく、その中にいるのだから何とか当てたい、と。
最後の方はやはり、先が気になってしまい早くなる。
考える前に頁を捲っている。
テンポがいい事も拍車が掛かる。
事実が明かされる前に、気が付くこともあるが。
ミスリードにまんまと引っ掛かる事も。
事件を調べる本職の刑事と、自分なりに真実を掴もうとする歴史学者の主人公の関係も面白い。
警察より有利に働くのは、職業より幼馴染という関係。
こういう物語は、結構性格が重要.
伏線は色々と貼られており、後でああそうだったのかと納得させられる。
やはりこう言うのが面白い。
This Is Your Death 中村有希・訳
1962年、ロンドンから50キロ離れた郊外にあるガ―ストン館。
そこには、人気作家のジョフリー・ウォリス一家が住んでいた。
ジョフリーの幼馴染の歴史学者、モーリス・スレイターが館を訪れる。
最近様子がおかしいと心配したジョフリーの妻ジュリアが招いたのだ。
長らくスコットランドに住んでいた、ジョフリーの兄、ライオネルが訪ねて来て5か月ほど滞在した後、今は近くにコテージに住んでいるという。
ジュリアはライオネルがジョフリーを脅迫していると思っていた。
そして、秘書のフィリップ・ブレントは、ジョフリーはライオネルを殺そうとしているのではと心配していた。
そして、週末に出掛けていたジョフリーが行方不明になる。
ライオネルのコテージを見に行くと、そこには激しく争った跡と、あおびただしい血痕があった。
しかし、2人の姿はなかった。
謎解きを楽しめる推理小説。
特に派手な始まりではないのだが、読みだして直ぐに物語に引き込まれる。
癖のある登場人物の性格もすんなりと入って来る。
こういう物語は、1番犯人らしくない人が犯人だと思いつつ、割と慎重に考えながら進んで行く。
登場人物も少なく、その中にいるのだから何とか当てたい、と。
最後の方はやはり、先が気になってしまい早くなる。
考える前に頁を捲っている。
テンポがいい事も拍車が掛かる。
事実が明かされる前に、気が付くこともあるが。
ミスリードにまんまと引っ掛かる事も。
事件を調べる本職の刑事と、自分なりに真実を掴もうとする歴史学者の主人公の関係も面白い。
警察より有利に働くのは、職業より幼馴染という関係。
こういう物語は、結構性格が重要.
伏線は色々と貼られており、後でああそうだったのかと納得させられる。
やはりこう言うのが面白い。
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