大相撲秋場所は関脇正代が初優勝した。
正代千秋楽対戦相手は新鋭翔猿だった。動きの速さは相撲界で
もトップクラスで、相撲勘もよく変わり身の早さはバツグン。
正攻法の正代が1番苦手なタイプになりそうな相手だった。
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制限時間一杯になり、翔猿が先に両手をついて仕切り正代がち
ょつと仕切りが遅れた。「待ったなし」行事軍配が返った。
翔猿の鋭いぶつかりに正代は一気に土俵際まで押し込まれた。
しかし足腰のよい正代は土俵際から押し返すが、翔猿は相手の
圧力に対して得意のいなしをしながら一進一退が続く。そして
動きの早い翔猿が、正代を土俵際まで追い込み勝負あったかな
と思ったが正代の逆転の突き落としで翔猿を破った。
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正代はあの大きな巨体から、土俵際の逆転技での勝ち星が意外
に多いお相撲さんなんですね。バカ正直な相撲ばかりでは、今
の相撲界で生き残っていくのはむずかしい。相撲界きっての「
ネガティブな力士」といわれて、それをキャラに出来る正代。
十両昇進の時インタビューで「これからどんな力士と当たりた
いですか」。「出来たらだれとも当たりたくない」と言った。
それを聞いていた親方はあきれて「バッカじゃないの」。
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熊本県出身の相撲取りで、今まで優勝者は1人も出ていなかっ
たがこのネガティブ正代が一番乗りを果たした。大関昇進は間
違いないので、相撲界に「ネガティブ」旋風を起こして優勝を
重ねて出来たら横綱まで駆けあがってほしいものです。
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