一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1907-さようなら、緑の庭

2019-07-04 | 生け花
 7月7日に神戸への転居を決めてから、多忙な日々を過ごしてきましたが いよいよその時が 近づいてきました。
我が家にとって、人生の大半を過ごした場所 と言っても良いでしょう。思い出は尽きません。
 神戸移住の計画は、十数年前に神戸で 気に入ったマンションに出会った時から始まりました。夫は横浜、私は上海に生まれ博多で育ったと言う 港の気質が共通であるらしく 何の所縁もない神戸に 岡山とは一味違った 心安らぐものを感じていたのでしょう。

 私にとっての、岡山での幸せの一つは 大好きな木や花に囲まれた小さな 雑木林の様な庭を持てた事でしょう。この庭の、日々変化する 植物との語らいが無ければこのブログも二千二百日 以上も 続ける事はできなかったと思います。
 ここ数日を掛けて、早朝から最後の庭の手入れをして 雨に潤う庭を眺めながら 心の中でつぶやきます。
ありがとう、そしてさようなら 私の緑の庭たち・・・

 花器 ・雪やなぎ ・伊予みずき ・アナベル
 花器 ・備前焼壺 小川秀蔵作















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