昨年暮れに、料理研究家の鈴木登紀子さんの訃報を新聞で知りました。
NHKの料理番組など、40年以上「ばぁばの料理」として 伝統的な 家庭料理を紹介してこられました。
私も長い間、登紀子さんの旬を活かした料理が好きで おせち料理の定番「伊達巻」などの参考にしてきました。
最近の創作的なアレンジされた料理と違って、日本の伝統的な食文化の伝承に貢献されたと思います。
おっとりした、優しい語り口の「ばぁばの料理番組」が見られないのは寂しい限りです。
2001年のNHKきょうの料理のテキストは長年おせち料理の参考にしてきました。
かなり古くなったこのテキストを眺めながら、ばぁばのご冥福を祈ります。
花材 ・若松 ・菊 ・木瓜
花器 ・九谷焼 花瓶