秋も少しづつ深くなってきて、野山の木々の実も赤く熟してきました。
野菜マルシェの店頭で、山から採って来た様な 赤いがまずみの実をみつけ 早速買い求めました。
夏の山路で、真っ白の小花の集まりが清々しい姿だった あの植物が 秋には半透明の小さな赤い実をたわわに付けているのです。
昔から山村の子供たちに親しまれ、その甘酸っぱさを喜んで食べていたようです。
遠く 秋の山里に心を馳せながら 自由奔放に拡がった小枝に 少々手をやいて生け込みました。
花材 ・がまずみの枝 ・のじ菊
花器 ・朝鮮唐津 掛花入れ