80歳を過ぎ夫の母と、私の母がそれぞれの人生を終えた年齢に近づいてきました。
彼女たちが、明治大正を過ごした 一世紀位の前の日々を想像しています。
戦前には経済的にも恵まれた中で結婚し、夫の母は横浜 私の母は上海と言う比較的に自由な社会の空気の中で 家族の事を第一に考えて幸せな日々を送っていたのでしょう。
戦後の激動の中にあっても、夫の母は3人の子供、私は母は5人の子供をポジティブに育てたと思います。
二人の母が大事に残してくれた 着物や帯を改めて眺めていると 若かりし頃の母達の 屈託のない笑い声が聞こえてくる様です。
花材 ・ミモザアカシヤ ・薔薇 ・カーネーション ・オーニソガラム ・ドラセナ
花器 ・アンテイーク 竹籠