一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1907- 「アベマリア」の効能

2019-07-22 | 生け花
 蒸し暑さの中で、過ごさなければいけないこの時期 家事をしながらこのCDを聴いていると 寝不足で働きが鈍い頭も 波立っている心も 不思議と平常になってきます。
数年前、東京カテドラルを訪れた時 売店で求めた「アベマリア」と言うタイトルのCD。

 ヘンデル・バッハ・モーツアルト などなど 数人の作曲家のアベマリアと宗教曲が11曲入っていて 聖カテドラル教会の「女子パウロ会」の人達が製作した物のようで ラベルも何となく手作り風のところも気に入っています。
 私には特別宗教心などがある訳ではありませんが、このCDの音色は私の心のビタミン剤だと思っています。
 セロトニンと言う心を平らかにし、脳を明晰にする 物質が脳内に生まれるのかも知れません。

 花材 ・バラ ・マトリカリア ・そりだこ ・ドラセナ
 花器 ・ステンドグラス 花器 



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1907- 賑わう港

2019-07-20 | 生け花
 この時期、世界中が夏休みになったかと思う程 神戸の港には大型の客船が 次々と寄港してきます。その様な時には、街も外国の人々で溢れ いろいろな言語が聞かれます。
朝起きて、北側の窓のカーテンを開けると 第4埠頭ターミナルに大きな建造物が 突然出来たような 巨大な客船が見えます。
 その中でも、昨日寄港したパナマ船籍の16万9千トンと言う初めて見る大きさでした。午後4時が出港と言うことなので 買い物帰りにポートターミナルに立ち寄り 見送ることにしました。

 昨年、私たちが乗った11万トンの船も その大きさにびっくりしましたが それにも増して一つの街が海上を渡って行く様でした。
船上の人は、見ず知らずの人達ですが 神戸に立ち寄ってくれたと言う親近感からでしょうか 送迎デッキには大勢の人達が見送っていました。消防隊のブラスバンドの音楽が 一段と高くなり「さよなら、再見」など別れの言葉が飛び交う中 大きな船体はゆっくりと岸壁から小雨の 神戸港を離れて行きました。

 船の出港は、ゆっくりと別れが出来るのが前時代的な 旅心を誘われるロマンがあります。ボン・ボヤージュ !


花材 ・ダリヤ ・小菊 ・ドラセナ ・デルフィニュウム
 花器 ・金属製 船形花器





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1907- 神戸 野菜事情

2019-07-18 | 生け花
 岡山の地を離れるにあたって、気になっていたことの一つに 岡山で手に入っていた美味しい野菜を 食べられなくなることでした。
でも、その心配もほぼ解消されそうです。

 大きなエコバックを持って、元町の野菜マルシェに行けば 兵庫県産の新鮮なものが 手に入り 一番うれしいのは毎週木曜日 10時から11時にマンションの広場に県北からの有機野菜を満載した軽トラックが来てくれることです。
グリーンと白の鮮やかなテントの下で、サロペットを着た若い元気な女性が 新鮮な物を売りさばいています。
 スパーより、少々高いお値段ですか 特に高齢者は楽しみにして買って行きます。
 
 肉や魚料理をメインとする、街のレストランでもそこで使われている野菜が美味しいとその店の料理も満足できる場合が多いと思います。
新鮮な夏野菜を食べて、暑さ対策としましょう。

 花材 ・ダリヤ ・小菊 ・ドラセナ ・木いちご
 花器 ・砥部焼 染付花器 





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1907- 神戸へ移転

2019-07-15 | 生け花
 神戸へ転居して一週間が過ぎました。
その間岡山での、月一度の太極拳教室もあり 多忙さもピークでしたが そろそろ落ち着いた日常が戻ってきました。
 今までの生活との違いは、車の運転をしないこと。岡山でのこの時期の、庭の草取りや庭木の剪定に代わってベランダの数鉢の水やり ゴミ捨ては全面的に夫の仕事(毎朝、階下のコンビニで新聞を買うついでに捨てて貰っています)になった事などなど・・・
 私たちにとって生まれた所でも、育ったところでもない神戸を終の棲家と定め 多少の不安も無いとは言えませんが どの様な日々が待っているのかと 期待の気持ちが大部分です。

ここ数日、落ち着かない梅雨空のお天気でしたが 今朝は青空が現れ 海風・山風が通り抜ける部屋で 花を生けられる幸せを かみしめています。

 花材 ・ユリ ・クッカバラ ・エリンジウム ・トルコ桔梗
 花器 ・チェコ・カットグラス器

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1907-引越し前のこと

2019-07-13 | 生け花
 十数年間の岡山・神戸の二拠点生活から、神戸へ居を移すことになり岡山で長年 愛用していた品々を整理する事になりました。
家具を始め、いろいろな生活用品はごみとして処分される様です。
 中には、大切に愛用し未だ充分に使用できる物があり 勿体ないと言う思いでしたが 友人・知人の人達が 大多数を貰ってくれることになり 気持ちが軽くなりました。

 若い友人の一人が、忙しい仕事の合間に少し寂し気な 色合いの素敵な花束を持ってきてくれました。

夕方近くなり、すっかりと荷造りが済んで 明日の引っ越しを待つばかりになり 縁側から薄暮の庭を見ていると 長かった岡山での生活 最後の夜と言う思いに 少しセンチな気分になりました。
 岡山の皆さま、有難うございました。
神戸は近い処です。遊びに来て下さいね。

 花材 ・ゆり ・エリンジウム ・トルコ桔梗 ・クッカバラ
 花器 ・有田焼 青磁壺











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