海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

カウンターバーとアート

2012-06-05 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

一人で飲みに行く事が多い私にとって、カウンター席で居心地の悪いBarには行かない。居心地が悪いという意味は、カウンターの中に話の出来ないバーテンが居る事と流れている音に節操がない店。それと、会話の出来るアートが無いという事。壁の空間が寂しいので無理矢理に埋めたような印刷物を飾ってある店は問題外。最近よく見かけるバーの中には、大きく広いカウンターに凝った照明、そして数多くの酒が並んでいる店をよく見かけるが、私は落ち着けないのでまったく行く気になれない。また酒の数が多過ぎるという事は、ボトルの回転率が低いので注意しないと中身の味が落ちている酒に当たるという事もある。

 

一人でバーに行く理由は、カウンター席に座り好きな酒を飲んでいると色々なアイデアが浮かんでくるからだ。上海にある日本人専用のようになってしまったBarでは無く、客が多国籍でありアートを理解しているBarは上海にはあまりない。そんな条件がそろっているのは、日本人経営の店だと衡山路のしか上海にはない。今日も一人で、赤ワインとカウンターで。

Canon FD50mm f1.4  

コメント
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