こちらでは、一時的にネットにアクセス出来ない事はよくあるのだが、一昨日まで日本のヤフーなど一部の日本のサイトにまったくアクセス出来なくなった。ブログの画像もアップするのに相当時間がかかったりアップ出来なかったりで色々と問題があった。以前も、小沢一郎が北京を訪問した時期に同じく長期間アクセス出来なかった事があった。理由は、未だに不明。
1990年、インターネットって何?と言っていた時代から20年後、ネットは生活のすべての面で欠かせない手段となった。こちらでも、スマートフォンの利用率はとても高い。ただ、ネットワークの3G使用率は、先進国から比べればかなり低いのが現状だ。理由は、3Gに変えると電話番号が変わってしまうのと、エリアによっては電波がまだ安定しない。私は現在一台の携帯に2枚のsimカードを入れて使っているのでさして問題はないが、3Gだけだと屋内などは圏外になってしまう場所がかなり多い。なので、今でも世界標準のGSM(日本と韓国以外の世界標準)をメインに使っている人の方が多い。
日本から観光や一時滞在で来る日本人は日本の携帯を国際ローミングして上海でも使っているが、その電話から上海市内に発信するととんでもなく高額な料金になってしまう。また、中国の携帯からその携帯に電話をかけると国際電話料金になり通話料は高額になるので、現地の若い人達は電話をかけるのも受けるのも嫌がる。通常電話の通話料金は、双方向課金が当たり前(日本はかけた方に料金が発生)なので電話を受けても料金が発生するのだ。成田空港などでも目的地の携帯レンタルをやっているが、一番賢いのはGSMや3Gなどあらゆる方式に対応した携帯(日本以外では当たり前)の安いのを海外で買い、現地でプリペイド式(こちらではプリペイドが主流)のsimを買うのが一番手っ取り早く料金も安い。そして、その携帯があれば世界中ほとんど国で使用出来る事を考えれば、とても安い買い物だと私は思う。(携帯は、5000円くらいからあるしsimは無料通話分も含め1000円位で即買える)
写真は、上海市内の骨董屋で。
FD50mm f1.4