海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

大気汚染 上海

2012-06-08 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

ここ数年、北京や上海の大気汚染がニュースを賑わせているようだ。こちらでもバイクや自転車に乗って移動している人の中には、マスクを自作して常時つけている人をたまに見る。1995年に初めて上海に来た時の大気汚染は今よりかなりひどかったと記憶している。当時は、排ガス規制の無い車ばかりで道路も舗装とは言えないような道路だったので、埃と排気ガスが湿気に混ざり込んで独特の臭いが漂っていた。また、上海の街を一日歩くと黒い靴が埃で真っ白になっていた時代だった。なので、それから比べれば、今はまだ良い方だ。

上の画像に写っているパンティのようなマスクは、あまり効果がないように思えるのだが••。

 

大気汚染もそうだが、ちょっと気になるのが、私の住んでいるアパートでゴキブリや昆虫をほとんど見た事がない。周りに緑はかなり多いので当然彼らの住処となる場所はかなりあるはずだ。上海と東京を比べると、上海は雀が少ないしカラスがまったく居ないし昆虫も見かけない。たまにコオロギなどの虫の声を聞く事があるが、それは地下鉄の中だったりオフィスのエレベーターの中だったりする。その音源はと言うと、おやじの胸ポケットやバックの中だったりするのだ、

☆こちらでは、子供のコオロギやバッタを小さなケースに入れてペットとして飼っている人達が結構いる。角刈りのおやじが、「どうだ、かわいいだろう」と言ってコオロギの子供を見せられた事がある。

タムロンsp500mm f8  フィルターに傷を付けて撮影しているため、このレンズ本来の描写ではありません。

 

 

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