御茶ノ水駅から湯島聖堂の方向に向かい、湯島坂を進むと、神田明神(神田神社)の大鳥居が見えてきます。
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大鳥居をくぐるとすぐに随神門があります。
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神田神社の創建は、730年(天平2年)とされ、大国主命を祭神とし、創建当時は現・大手町にありました。その後、天慶の乱に敗れた平将門の首が神社近くに葬られると、鎮魂のために将門の霊を祀るようになりました。
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1603年には、江戸城の拡張に伴い、駿河台へ1616年には江戸城の鬼門にあたる現在地へ移転。
2代将軍・徳川秀忠の命で社殿が築かれ、江戸の総鎮守となりました。
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以後、幕府はもちろん江戸庶民に至るまで多くの人々の崇敬を受けました。
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しかし、明治維新後、将門を逆賊とする政府によって祭神から外され、1874年に大洗磯前神社の少彦名命の分霊が祀られました。
将門が本殿に戻るのは、関東大震災で被災した社殿が復興する1934年のことで、三の宮として正式に
祀られるようになるのは1984年になってからのことでした。
将門公が祭神として祀られている三の宮
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以下、神田明神で頂いてきた小冊子より抜粋
歌舞伎の世界でも将門公は活躍しました。
二月に当社にご参拝された十二代・市川団十郎丈のご先祖・市川団十郎(五代)は、歌舞伎十八番の演目「鎌髭」で将門公を演じ、その後も中村歌右衛門(四代)や松本幸四郎(五代)、市川左団次(初代)が将門公を演じ人気となり、浮世絵にも多く描かれました。現代も加藤剛(NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」)や堤真一(演劇「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」)、最近では滝沢秀明(演劇「滝沢歌舞伎」)といった一流の俳優によって将門公が演じられ続けています。
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大鳥居をくぐるとすぐに随神門があります。
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神田神社の創建は、730年(天平2年)とされ、大国主命を祭神とし、創建当時は現・大手町にありました。その後、天慶の乱に敗れた平将門の首が神社近くに葬られると、鎮魂のために将門の霊を祀るようになりました。
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1603年には、江戸城の拡張に伴い、駿河台へ1616年には江戸城の鬼門にあたる現在地へ移転。
2代将軍・徳川秀忠の命で社殿が築かれ、江戸の総鎮守となりました。
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以後、幕府はもちろん江戸庶民に至るまで多くの人々の崇敬を受けました。
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しかし、明治維新後、将門を逆賊とする政府によって祭神から外され、1874年に大洗磯前神社の少彦名命の分霊が祀られました。
将門が本殿に戻るのは、関東大震災で被災した社殿が復興する1934年のことで、三の宮として正式に
祀られるようになるのは1984年になってからのことでした。
将門公が祭神として祀られている三の宮
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以下、神田明神で頂いてきた小冊子より抜粋
歌舞伎の世界でも将門公は活躍しました。
二月に当社にご参拝された十二代・市川団十郎丈のご先祖・市川団十郎(五代)は、歌舞伎十八番の演目「鎌髭」で将門公を演じ、その後も中村歌右衛門(四代)や松本幸四郎(五代)、市川左団次(初代)が将門公を演じ人気となり、浮世絵にも多く描かれました。現代も加藤剛(NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」)や堤真一(演劇「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」)、最近では滝沢秀明(演劇「滝沢歌舞伎」)といった一流の俳優によって将門公が演じられ続けています。
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