日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

鞆の浦の寺社・史跡めぐり(9)正法寺~善行寺~大観寺

2015-10-16 | 仏閣
正法寺


1598(慶長3)年に創建された正法寺は、京都の東福寺派・守意を開祖とした寺で、江戸時代には朝鮮通信使の常宿としても利用されました。



境内のお堂には、鞆町の信者により寄進された十六羅漢像が安置されています。



善行寺


善行寺は天文年間(1532~1554年)に、法善という僧侶によって上山田村(熊野町)に開基されたのがはじまりと伝えられています。



その後、慶長2(1597)年、玉伝和尚が医王寺下に遷し、その子・玉真が、正保年間(1644~1647年頃)に、現在地に再移転。江戸時代を通して、朝鮮通信使の常宿となっていました。

大観寺


麾尼山大観寺は昭和初期に、増福寺・玉泉寺・地福院・宝嚴寺・常喜院の五ヶ寺を統合した寺院で、朝鮮通信使の上官の宿舎になっていました。



裏にまわってみると・・・



このような空き地になっていて「え?工事中?」とこの時は思ったのですが、後で調べてみたら、2014年5月に火災が発生し、本堂及び庫裏が全焼してしまったそうです。(;O;)

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コメント (2)
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