読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
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日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

この道

2009-09-13 22:52:12 | ウェブ日記
この道行かば行け 偽ることなかれ
臆すれば道なし 踏み出せば道になる

上記はRin'というグループの「Doushin」という曲の歌詞です。
曲調とも相まって、非常に力を感じる歌詞だと思います
Youtubeにライブの様子があったので、ご覧になる方はこちらをどうぞ。

私的には「臆すれば道なし」のところでギクッとします。
この意味は、「臆病風に吹かれれば道は閉ざされる」ということだと思います。
何かに挑戦しようとするとき、最初の一歩を踏み出すには度胸が要ります。
躊躇なく踏み出す人もいるでしょうし、悩んだ末に「回避」を選択する人もいるかと思います。
臆すれば、道なし…それすなわち「回避」ですね。
「回避」する以上、道は開かれません。
そしてその対極に来るのが、「踏み出せば道になる」。
これは「挑戦」のことですね。
一歩を踏み出せば自然と道は開かれるということだと思います。

今は一つ検討していることがあるのですが、果たして「挑戦」するのが良いのか「回避」するのが良いのか、なかなか難しいところです。
考えているうちに時間が経ってしまっています。
この歌のように「この道行かば行け」の精神で突き進みたいところですが、どうにも気力が奮い立たず。。。悩む日々です
やはり一歩を踏み出すのは簡単そうで難しいなと実感しています。
そんなときは歌でも聴いて気分転換を図るのが良いかも知れませんね
どんな選択をするにせよ、かつてほどモチベーションがない状態なので、そこを考慮して慎重に動いたほうが良さそうです。

20世紀少年最終章 僕らの旗

2009-09-13 13:40:56 | 音楽・映画
先週、「20世紀少年最終章 僕らの旗」を観てきました。
今回も新宿で観ました。

最終章は冒頭の何分か、第1章と第2章のダイジェストがありました。
第1章の公開から既に1年以上経ったので、忘れてしまった人もいるでしょうしね。
今回は第2章のラストから3年後が舞台でした。
”ともだち”により世界中に細菌兵器が撒かれた後、世界から「西暦」という言葉はなくなっていました。
変わりに「ともだち暦」というのが新たに作られ、最終章は「ともだち暦3年」でした。
何だか嫌な名称ですね
そんな「ともだち暦3年」な今、”ともだち”の目的はもはや「人類の滅亡」のただ一点です。
表では世界の英雄として君臨しつつ、裏では新たな細菌兵器を開発し、それを東京を手始めとして、世界中に撒き散らす計画を進めていました。
また、東京の街が1970年の生活レベルに後退してしまっていました。
”ともだち”により、ケンジたちが少年時代を過ごした1970年の街並が再現されていたのです。

一方、”ともだち”と戦ってきたカンナやオッチョたちは、バラバラになって活動していました。
カンナは”氷の女王””と呼ばれるようになり、過激派武装グループのリーダーになっていました。
オッチョはどうやら第2章のラストの後、東京から締め出されていたようで、最終章の序盤で東京の街への侵入を果たしたとき、すっかり変わり果てた街並を見て驚いていました。
一体”ともだち”は何のために1970年の街並を再現したのか…
ケンジたちの一派への当てつけなのか…
その真意については説明がなかったのでわかりませんが、おそらくケンジたちを意識したのだと思います。

また、最終章は”ともだち”が今までとは違った一面を見せていました。
泣いていたりもして、意外な弱い面に驚きました。
しかしやろうとしていることは極めて凶悪なことなので、同情の余地はありません。
クライマックスで「そうだよ、僕が”ともだち”だよ」と言ってマスクを取るときは「ついにきたか!」といった感じでドキドキしました。

それと今回も豪華な脇役が出ていて面白かったです
研ナオコさんは今回も登場して、少しの登場時間のわりに存在感がありました^^
さらには格闘家の武蔵さんが出ていたりもして驚きました。

結末は、原作とは違うようです。
その点は原作を読んでいる人にとっても新鮮味があるということで、良いのではないかと思います。
第1章から見てきたこのシリーズ、ストーリーが壮大でとても面白かったです
いずれは原作も読んでみようと思います。

※第1章のレビューはこちらをどうぞ。

※第2章のレビューはこちらをどうぞ。