14日で終わってしまうので、金沢21世紀美術館でやっている「人体の不思議展」をやっと時間を見つけて行って来た。会場の中は、すごくたくさんの人でにぎわっていた。献体された本物の人の体を薬品処理してあらゆる臓器や筋肉、神経や血管までを解りやすく展示していた。自分の体も同じなんだろうけど、自分で自分の体の中を覗く事はできないし、とても興味深かった。しかし、体毛を見ると人のリアル感がグッと迫って来て見てはいけないものを見ているような感覚に陥る。
こんなふうに人の体を見るのは初めての経験だ。人の体は至ってシンプルだった。そして感じたのは、肉として食べられる牛や豚や鶏と、人も同じ動物なんだという感覚。人の体は思ってたより肉もあった。少し前に、グリズリーに補食された人間のデーターを載せた本を読んだが、何だか納得。きっと食えない肉ではないのだろう。
それなのに、人と他の動物がこれほどかけ離れた生き物の感覚が自分の中にあるのは、ずいぶん自然とかけ離れた生活をしているせいなのか、文明っていうものに化かされているからなのか?
そもそも人間って何者だろう?と混沌とした問いの中にはまってしまう。
こんなふうに人の体を見るのは初めての経験だ。人の体は至ってシンプルだった。そして感じたのは、肉として食べられる牛や豚や鶏と、人も同じ動物なんだという感覚。人の体は思ってたより肉もあった。少し前に、グリズリーに補食された人間のデーターを載せた本を読んだが、何だか納得。きっと食えない肉ではないのだろう。
それなのに、人と他の動物がこれほどかけ離れた生き物の感覚が自分の中にあるのは、ずいぶん自然とかけ離れた生活をしているせいなのか、文明っていうものに化かされているからなのか?
そもそも人間って何者だろう?と混沌とした問いの中にはまってしまう。