「ナンバンギゼルって知ってる?」
って以前、自称:花オタクの友人に聞かれました。
「人の名前?それって何者?」
と返した私に、笑いながら「変わった花」と友人は答えました。
その後、「ほらほら」と彼女の庭先で見せてもらったのが
初対面のナンバンギゼルでした。
ススキの根元に咲いていたピンク色のランのように見えました。
先日、初めて野外で見つけたのは、このナンバンギゼル。
ススキの仲間のカリヤスの根元に咲いていたようなのですが
カリヤスは刈られてしまい、小さなナンバンギゼルが
地面からいくつか出ていました。
ナンバンギゼルは、ススキやミョウガ、サトウキビなどの根に
寄生する寄生植物。万葉集には「オモイグサ」という名で出てくる花で、
よく見るとギンリョウソウとも雰囲気がよく似てる。
カリヤスが刈られてなければもっと花は大きかっただろう。
でもそれでは私の目に留まらなかったかもしれない。
初めて見つけたナンバンギゼル、どうぞよろしくね~☆