3月11日(月)の新患に66歳男性が上気道症状(咽頭痛・咳)で受診した。当方が高血圧症で診ていて、3月4日に受診していた(特に変わりなし)。
再来で出ていたので、ふだん診ている患者さんは回されるのだが(現に別のふだん診ている患者さんはその日回されている)、新患扱いになっていた。
3月5日(火)から上気道症状(咽頭痛・咳)があり、市内の内科クリニックを受診していた。多分かぜ症状の時は以前からそうしているのだろう。症状が続いて、その週に再受診していた。コロナとインフルエンザの検査は陰性だった。
同じ処方が追加されたが、症状が続いての当院受診だった。発熱外来扱いでコロナとインフルエンザの検査が行われてから(陰性)の受診になった。
血液検査では白血球6000・CRP3.6と、ウイルス感染としてもいいような値だった。胸部CTが行われて、右上葉(S3)に粒状影が散在していた。左上葉(S1+2)にも若干同様の陰影があるようだ。(別の救急患者さんのCTを行っている時に、この患者さんのCTに気づいた)
気管支肺炎として抗菌薬が処方されて、5日分の処方で再診予約となっていた。きれいな?気管支肺炎像は珍しいかもしれない。ウイルス性か、細菌性かといわれると何ともいえないが、日数的には細菌性併発?。