Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

「アナと雪の女王」1のほう

2019-12-10 09:46:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
2が公開されていますが今ごろ1を見ました。

というのも2のタイミングで「アナと雪の女王は1も2も『妹から見るとお姉さんは魔法が使える』ことがテーマ」という文章をネットで見かけて気になってしまったからです!

なるほど!アナにとってエルサは、美しく知的で魔法が使えていっしょに遊べてなぜか心を閉ざしてるけど絶対な存在なんですね!

私は長女(弟がいる)なのでエルサ目線で生きてきました。

主人公アナのように、拒否されても絶対信じて人の心にまっしぐらな、無意識の自信があって行動派の妹キャラが羨ましいと思ってもなれません。

エルサのように「私はダメだ私はダメだ」となぜか心を開けないのでアナみたいな人がいると救われます。

ひとりの時間が「レリゴー」式に自分100%でリラックスできて楽しく、人といると楽しいと同時に気をつかい、なのに気が利かないという、とことんエルサです。容姿以外。

オラフもスヴェンもかわいかった〜〜snow

ところで、この映画はミュージカルなんですよね。

それで冒頭にクリストフの幼少期が、氷切りの力強い男たちと出てきて、北欧民話にでもあるのか「氷の心に気をつけろ」「美しく危険な氷を割ろう」と文字通り池にはった氷を切り出しながらこれから始まるストーリーを暗示するプロローグの歌となってます。



クリストフはトナカイのスヴェンとソリを引きいつも雪と氷の世界に生きてます。毛皮(トナカイの?)の服やブーツを着てるとはいえ、氷水が商売道具とは、寒さへの鍛えられ方が違う!

本編でもまあローブデコルテ(肩の出たドレス)とハイヒールでエルサとアナは雪の世界でよく死なないな・・・とは思うのですけどそこはファンタジーだから、とスルーできてもプロローグの部分は、見てる人の日常からファンタジーへの中間地点でもう少しリアルなので、そう思ったのです。


それでね、話はそれるんですが、

つい最近私の職場の家具付きマンションに、北欧出身の男性がいたんです。彼は最後の1週間、つまり12月にはいってから急に気温が落ちた時期に、暖房なしの氷のような部屋に住んでました!

エアコン故障して修理がすぐにはできなかったので別の部屋をオファーしたのですが、
「未払いの1万円(エキストラベッド料金)を無しにしてくれたら部屋を変わらなくてもいい」と取引に出たのです?!

私は修理業者さんと彼の部屋に入ったんですが、ほんとうにFROZENでしたよ!私の制服がペラペラのスーツにストッキングとはいえ、あの部屋に一晩中いられるとは、さすが北欧の身体能力と感心、そして贅沢より質(コストパフォーマンス)のスピリットでH&MやIKEAを産んだだけのことはあって、寒さを我慢しても節約できるものはするのか、と2度感心したのでありました。

氷の国の子孫健在。