コロナ後にやっと映画館が新作を上映するようになりました。まずずっと楽しみにしてた第一弾「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」が!
原作は子供の時にも読んだような読んでないような、次女のジョーがボーイッシュで3女のベスが病弱でくらいしか覚えてなかったのですが、ほぼ原作から抽出つまり原作通りの映画化のようです。しかもウィキでカンニングしただけですが、原作本は4冊あり、その最初の2冊分のストーリーでした。
テーマはティモシー・シャラメがインタでも「女性の生き方の問題は現代にも通じている」と言っているようにフェミニズムです。マーチ大叔母さん(メリル・ストリープ)が盛んに4姉妹に「女性の幸せは金持ちとの結婚」と言い聞かせるんですけど、でも金持ちって限られた富を占めてるから金持ちなんであって希少価値、残りの男は貧乏人なんですけど、それでも結婚しないよりは貧乏人と結婚したほうがいいと大人は昔も今も思ってるというのはなぜなんだ・・・と思いました。
メグ(エマ・ワトソン)に結婚して欲しくない時にジョー(シアーシャ・ローナン)が「私が工場で働くから!」と言ったので当時も女工さんはいたわけで。(と言っても女性の賃金は男性の半分だったのがイギリスでは1970年代まで続いてるのでアメリカでも似たようなものだったのでしょうけど)
映画から読み取れなくてウィキで知ったのは、マーチのお父さんは破産して貧乏になったことでした。長女メグが「クリスマスプレゼントも買えないなんて貧乏って嫌」というけれどマーチ家はメイドもいてダンスパーティーに行けるくらいには裕福階級なんです。ただ長女だけが破産前の生活を知っててそういう発言になった。
それでメグはパーティーではコテで巻いて綺麗にセットして、ジョーに焦がされて大騒ぎしてたけど、自分の結婚式では髪は垂らしたまま、というのはなぜだったのでしょう?相手が教師だから質素に合わせたのでしょうか。
パーティーには時代遅れのみすぼらしいドレスで行くことになるんだけど、親切なお金持ちの友達がドレスをくれたり、お向かいの資産家のローレンス家が豪華な食卓やピアノをくれたりして、イギリス映画だともっと意地悪な人が絶対でてきてクラスの差にもっと悩むだろうに、そこはアメリカ、よかったね。
それと、ジョーがなぜテディことローリー(ティモシー・シャラメ)に恋愛感情を持てないのかが、中の人がかっこよすぎて理解の妨げになるんですけど(笑)、原作ではテディは映画で私が感じたよりもっとやんちゃで問題児、つまりジョーの男性バージョンなんだって知ってやっと納得できました。
映画でそれがわかりやすかったシーンは、姉妹劇団ごっこに参加する話の間、衣装の影に隠れてて「だってローリーは男の子じゃない!」とかキャピキャピ行ってたらローリー雪崩でてきたってところ。。。
あと衣装よく見るとジョーがローリーのベスト着てたり、走るシーンのスチール見るとスカートの中にズボン履いてて、あれもローリーのでしょうかね、だってパパのだとサイズ合いそうもないですものね。
映画はジョーの回想シーンが実質の子ども時代で、もう少しだけ大人になった現在と時系列が前後しながら進むのですが、原作ではマーチ家のお向かいにが引っ越してきた時、ジョーとテディは15歳。
現在なら高校生ドラマもセックスなしには話が進みませんし、200年前イギリスだったら姉妹の隣に同じ年頃の男子が引っ越してきたら即誰の結婚相手かって話じゃないですか、でも、ふむ、150年前アメリカならロマンチックな関係というより兄弟みたいな愛情ですか。
15歳のテディでも中の人はあのセクシーなシャラメくんだとジョーの心境がわかりにくいのも仕方ないです!
このジョーがナイトのようにひざまづくシーン好き。
原作は子供の時にも読んだような読んでないような、次女のジョーがボーイッシュで3女のベスが病弱でくらいしか覚えてなかったのですが、ほぼ原作から抽出つまり原作通りの映画化のようです。しかもウィキでカンニングしただけですが、原作本は4冊あり、その最初の2冊分のストーリーでした。
テーマはティモシー・シャラメがインタでも「女性の生き方の問題は現代にも通じている」と言っているようにフェミニズムです。マーチ大叔母さん(メリル・ストリープ)が盛んに4姉妹に「女性の幸せは金持ちとの結婚」と言い聞かせるんですけど、でも金持ちって限られた富を占めてるから金持ちなんであって希少価値、残りの男は貧乏人なんですけど、それでも結婚しないよりは貧乏人と結婚したほうがいいと大人は昔も今も思ってるというのはなぜなんだ・・・と思いました。
メグ(エマ・ワトソン)に結婚して欲しくない時にジョー(シアーシャ・ローナン)が「私が工場で働くから!」と言ったので当時も女工さんはいたわけで。(と言っても女性の賃金は男性の半分だったのがイギリスでは1970年代まで続いてるのでアメリカでも似たようなものだったのでしょうけど)
映画から読み取れなくてウィキで知ったのは、マーチのお父さんは破産して貧乏になったことでした。長女メグが「クリスマスプレゼントも買えないなんて貧乏って嫌」というけれどマーチ家はメイドもいてダンスパーティーに行けるくらいには裕福階級なんです。ただ長女だけが破産前の生活を知っててそういう発言になった。
それでメグはパーティーではコテで巻いて綺麗にセットして、ジョーに焦がされて大騒ぎしてたけど、自分の結婚式では髪は垂らしたまま、というのはなぜだったのでしょう?相手が教師だから質素に合わせたのでしょうか。
パーティーには時代遅れのみすぼらしいドレスで行くことになるんだけど、親切なお金持ちの友達がドレスをくれたり、お向かいの資産家のローレンス家が豪華な食卓やピアノをくれたりして、イギリス映画だともっと意地悪な人が絶対でてきてクラスの差にもっと悩むだろうに、そこはアメリカ、よかったね。
それと、ジョーがなぜテディことローリー(ティモシー・シャラメ)に恋愛感情を持てないのかが、中の人がかっこよすぎて理解の妨げになるんですけど(笑)、原作ではテディは映画で私が感じたよりもっとやんちゃで問題児、つまりジョーの男性バージョンなんだって知ってやっと納得できました。
映画でそれがわかりやすかったシーンは、姉妹劇団ごっこに参加する話の間、衣装の影に隠れてて「だってローリーは男の子じゃない!」とかキャピキャピ行ってたらローリー雪崩でてきたってところ。。。
あと衣装よく見るとジョーがローリーのベスト着てたり、走るシーンのスチール見るとスカートの中にズボン履いてて、あれもローリーのでしょうかね、だってパパのだとサイズ合いそうもないですものね。
映画はジョーの回想シーンが実質の子ども時代で、もう少しだけ大人になった現在と時系列が前後しながら進むのですが、原作ではマーチ家のお向かいにが引っ越してきた時、ジョーとテディは15歳。
現在なら高校生ドラマもセックスなしには話が進みませんし、200年前イギリスだったら姉妹の隣に同じ年頃の男子が引っ越してきたら即誰の結婚相手かって話じゃないですか、でも、ふむ、150年前アメリカならロマンチックな関係というより兄弟みたいな愛情ですか。
15歳のテディでも中の人はあのセクシーなシャラメくんだとジョーの心境がわかりにくいのも仕方ないです!
このジョーがナイトのようにひざまづくシーン好き。