今日はキリスト教ではイースターサンデーでした。
このネックレスはもう20年以上愛用していてパールのメッキが剥げていますが、
兎とヒヨコはイースターのシンボルですので本日着用して密かにお祝いしました。
日本でもちょっとイースターっぽいパッケージのお菓子などがスーパーに並ぶ昨今ですが、
職場で季節のデコレーションをやっている私はイースターエッグチョコを求めて輸入菓子店などを回りましたが収穫ほぼゼロで、スーパーにずらりとイースターチョコが並ぶロンドンがとても恋しくなりました。
初めてのイースターの思い出は、独り英語学校で貧乏学生をしていた20代の時、暗いロンドンの冬が抜けて黄色の水仙があちこちで咲き始め、ぽかぽか暖かく明るくなってきて、幼稚園や学校が2週間休みになり子供たちがイースターのお菓子やグッズを持ってウキウキと歩いているのを見たことでした。日本の春は桜のピンクのイメージですが、イギリスの春は黄水仙とイースターの色でイエローです。
のちにロンドンで育児をするようになり、子供の行事を一通り経験した中でも、イースターはハロウィーンに並び楽しかったです。児童館や公民館のような所でボランティアのおばあさんたちが用意した材料を使い、カンタンなイースターにまつわるヒヨコや鳥の巣、イースターバニーを手作りしたり、イースターエッグハントは文字通り、大人が庭などに隠した卵型のチョコレートを見つける遊び。
ところで、そんなかわいらしいイングランドのイースターですが、
アイルランドのイースター蜂起を記念した建国の日でもありますね。
約100年前の1916年、ダブリンでアイルランド・ナショナリストが武装蜂起したのがイースター・マンデーだからこの名前がついたそうです。この蜂起が原点となりアイルランドが独立したと。
アイルランドの争いとは、イングランドとの戦いの歴史かと思っていましたが、最近になってやっとアイルランド内部での、イギリス連合に残る派(ユニオン)とイギリスからの独立派(ナショナリスト)の戦いも根深いのだと知りました。映画「ベルファスト」でもプロテスタント同士でも対立があったことを知ったばかりですが、難しい〜。一応私の戸籍の夫の欄にはアイルランド共和国って出身地が書いてあるというのに、全然分かってない。
明日がイースター・マンデーですね。
センスが光るお仕事ですね!楽しそう^ ^
>イースター蜂起
復活祭に全く思い至らなかったのは自分がクリスチャンじゃないからですが、そもそもたまたまお祭り時期に騒ぎの発端が起こったのか、「よし!お祭り時期に蜂起しよう」と思ったのか?
現在はグレードブリテン&北愛でまあまあ落ちついてるように見えますが、宗派間の問題や経済的公平性の問題が出てくるとまだ分からないですね。
UKも連合王国と言いながら王国は一個だけで他は王国ではないので国名がとても呼びにくい。サッカーの時はバラけるし、どの呼び方もちょっと違う気がする国です。
イギリスだと部分なので英国呼びが無難なんでしょうが英もエゲレスから来てます。
イングランドで話されてる英語はイングリッシュイングリッシュと言うんですか?
季節の飾りは、誰にも頼まれてないのにヒマなのでやってたら何時の間にか私の担当になっていました。
>>自分がクリスチャンじゃない
クリスチャンでなくてもイギリスにいれば日本の盆と正月のように無視できない生活イベントですねー
でもイースター蜂起の方はもちろんコリン関係で知っただけで。
どうやら正月のように休日で何かと手薄なので蜂起はイースターに決まったみたいです。
>>イングリッシュイングリッシュ
わはははは!ただのイングリッシュじゃないですか。
スコットランドでもそうなのか、と心配になりますが。
イギリスにいて国のことを言うときは「UK」が一般的な感じです。でもオリンピックでは「GB」って言ってますねw どっちだよ~