イギリス並みの仕事の遅さだったBS工事が、放映前日の午後に完了しました?!
つまりシリーズ2エピソード3放映に間に合ったのです!・・・夢のようです!
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ベネディクトお疲れさまでございます。ありがとうございます。
濃厚な90分でしたね。
せっかくの余韻に酔いしれながらも、どのシーンにも意味が詰まっているような気がして、また見て謎解きしたい衝動にかられる自分にちょっとあきれます。
でも、この時点ではまず登場人物に感情移入が1番の楽しみ方ではないでしょうか。
私が特にどっぷり入ったのは、モリーとモリアーティ!!
いぢわるシャーロックでも好きなのに彼にとって自分の存在はゼロ、って
まるでファンの気持ちを一手に引き受けたようなモリー。今回は頑張ったよね!
口出し無用と言われても思ったことを最後まで言った!
「お父さん話」しなかったらこのエピソード話がこう展開しないはず?(まだ未知数)
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そして、自分でも驚くことに、ジム・モリアーティにまで入ってしまうとは・・・
だってまず法廷と221Bでのおしゃれっぷり。
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ファンサイトSherlockologyによると、グレイのスーツがREISS。え?ちょっと意外。ロンドンのハイストリートに必ずあって、デザイン・品質・お値段ともにデザイナーズとTOPSHOPの間。でもウィリアム王子妃ケイト御用達で格が上がりました。このスーツはブランド40周年記念の限定モデルなんだそう。そしてラウンドカラーのシャツは、おお?!私が以前記事に書いたLe Kooplesだ!やっぱり欲しいこのブランドの服、モリアーティとお揃い?!
こんなキメ・スーツ着てこんなテキスト打つ。
「Come and play. Tower Hill. Jim Moriarty x.」
最後の「 x 」が日本語に入ってなかったのが残念。
シャーロックと初めて2人っきりになった221Bとバーツ病院屋上。ここの会話に彼の本音が聞こえました。誰にも理解されない彼の侵入同時3発や「リチャード・ブルック」の言葉遊びをシャーロックが推理して当てる時の満足そうな顔!
ジョンに「すごい!」って言われた時のシャーロックと同じ。孤高の存在の自分と同じ土壌に立つシャーロックを見て嬉しくて仕方ないんだね。と同時に、シャーロックを天使の側に連れて行ったジョンが憎く、そしてその関係がちょっと羨やましい。「僕も同棲相手を持つかな。」なんて。
バーツの上でもジムはシャーロックに「君も凡人、天使の側だ。」とすごい失望して見せた。でもでも、最後の最後にシャーロックの言葉「天使の側かも知れないが、そのひとりだとは一瞬でも思うなよ。」を聞いて、「君は僕・・・ありがとう。」と恍惚の表情を見せたのはなぜなんだ?!
どうしてそのたった一言で絶望から急に光を見たの?! わからないーーー
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直後の、ジム自殺にリアクトするシャーロックの心を映した回る景色。
何メートルも下の歩道に横たわるシャーロックの(一応)死顔。
売り物の知性が見えない時の顔がもっと美しいと思う。気絶してる時とか。
不謹慎なんですけど、真っ赤な血の流れる顔の閉じない青い目が美しい。。。
でもさすがに写真は貼れません。貼りたくない。
そして、ラストのジョンの言葉。とても心に染みましたね・・・
日本語も悪くなかったけど、英語もいいと思うので書いておきます。
(後半)
Please, there's just one more thing. One more thing.
One more miracle, Sherlock, for me.
Don't be ....dead. Would you do that, just for me? Just stop it, stop this....
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英語で何か頼む時、ちょっとしたことでも最後に"for me "がよくつくんです。だから通常は深い意味のない言葉なんだけど、この場合は意味を込めているように思います。このエピソードでは世間の評判がポイントになっているし、初回からジョンはいつも評判を気にしてたし。でもこの2番目のjust for meには、「世間なんてどうでもいい。自分には君がいてほしい」という気持ちが聞こえてきました。
最後に!お兄様の謎!!
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ジョンは一応マイクロフトがジム・モリアーティを監禁、コード情報と引換えにシャーロックの半生の記録を渡した・・・と結論づけていますけれど、腑に落ちません~~。マイクロフトは明言してない。このモヤモヤ感には身に覚えがあります。「ハリー・ポッター」の最終章の前にスネイプの立ち位置が見えなくなった時!そしてその驚きの真相は見事に物語全体の伏線となっていました。せっかくゲイティスさんが演じるお兄様なんだし、マイクロフトが影で糸を操り、ジョンに見えた事実とまったく違う真実の表層がこれらのエピソードだった・・・・というシリーズ3がやって来ないかな~~!!
「I O U」、221Bの隠しカメラ、グリム童話と赤い封印の封筒、新聞記者キティ・ライリーの役割、この辺をすっきりさせて欲しいですぅ。
そして、キティに渡ったシャーロックの半生、実はすっごく読みたいです。
もうひとつ、今までの「シャーロック」全体についても書きたいことがあるのですけど、
長くなってしまいましたし改めて出直します。読んでくださりありがとうございます。
8/11追記
屋上でのモリアーティの台詞
(SHが笑って「君は計画を止めることができる」JM「でも君にそれをさせられるかな?」の後)
「Your big brother and all the king's horses couldn't make me do a thing I didn't want to./兄上にも王の馬にも僕がやりたくないことはさせられなかったのに」
このall the king's horsesはテレビでは省かれちゃってたけど、ハンプティ・ダンプティの一節と同じで、実は日本語訳をとても楽しみにしていただけにガックリ。童謡ではハンプティ・ダンプティは a great fall をして、王の馬と家来でも元に戻せなかった。モリアーティは「兄上と政府機関」という意味で使った言葉遊びだろうけど、うーん、落ちるのはシャーロックであって、君じゃないでしょ、と突っ込みたくなってしまった。日本語訳なかったし、残るモヤモヤ。
つまりシリーズ2エピソード3放映に間に合ったのです!・・・夢のようです!
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ベネディクトお疲れさまでございます。ありがとうございます。
濃厚な90分でしたね。
せっかくの余韻に酔いしれながらも、どのシーンにも意味が詰まっているような気がして、また見て謎解きしたい衝動にかられる自分にちょっとあきれます。
でも、この時点ではまず登場人物に感情移入が1番の楽しみ方ではないでしょうか。
私が特にどっぷり入ったのは、モリーとモリアーティ!!
いぢわるシャーロックでも好きなのに彼にとって自分の存在はゼロ、って
まるでファンの気持ちを一手に引き受けたようなモリー。今回は頑張ったよね!
口出し無用と言われても思ったことを最後まで言った!
「お父さん話」しなかったらこのエピソード話がこう展開しないはず?(まだ未知数)
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そして、自分でも驚くことに、ジム・モリアーティにまで入ってしまうとは・・・
だってまず法廷と221Bでのおしゃれっぷり。
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ファンサイトSherlockologyによると、グレイのスーツがREISS。え?ちょっと意外。ロンドンのハイストリートに必ずあって、デザイン・品質・お値段ともにデザイナーズとTOPSHOPの間。でもウィリアム王子妃ケイト御用達で格が上がりました。このスーツはブランド40周年記念の限定モデルなんだそう。そしてラウンドカラーのシャツは、おお?!私が以前記事に書いたLe Kooplesだ!やっぱり欲しいこのブランドの服、モリアーティとお揃い?!
こんなキメ・スーツ着てこんなテキスト打つ。
「Come and play. Tower Hill. Jim Moriarty x.」
最後の「 x 」が日本語に入ってなかったのが残念。
シャーロックと初めて2人っきりになった221Bとバーツ病院屋上。ここの会話に彼の本音が聞こえました。誰にも理解されない彼の侵入同時3発や「リチャード・ブルック」の言葉遊びをシャーロックが推理して当てる時の満足そうな顔!
ジョンに「すごい!」って言われた時のシャーロックと同じ。孤高の存在の自分と同じ土壌に立つシャーロックを見て嬉しくて仕方ないんだね。と同時に、シャーロックを天使の側に連れて行ったジョンが憎く、そしてその関係がちょっと羨やましい。「僕も同棲相手を持つかな。」なんて。
バーツの上でもジムはシャーロックに「君も凡人、天使の側だ。」とすごい失望して見せた。でもでも、最後の最後にシャーロックの言葉「天使の側かも知れないが、そのひとりだとは一瞬でも思うなよ。」を聞いて、「君は僕・・・ありがとう。」と恍惚の表情を見せたのはなぜなんだ?!
どうしてそのたった一言で絶望から急に光を見たの?! わからないーーー
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直後の、ジム自殺にリアクトするシャーロックの心を映した回る景色。
何メートルも下の歩道に横たわるシャーロックの(一応)死顔。
売り物の知性が見えない時の顔がもっと美しいと思う。気絶してる時とか。
不謹慎なんですけど、真っ赤な血の流れる顔の閉じない青い目が美しい。。。
でもさすがに写真は貼れません。貼りたくない。
そして、ラストのジョンの言葉。とても心に染みましたね・・・
日本語も悪くなかったけど、英語もいいと思うので書いておきます。
(後半)
Please, there's just one more thing. One more thing.
One more miracle, Sherlock, for me.
Don't be ....dead. Would you do that, just for me? Just stop it, stop this....
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英語で何か頼む時、ちょっとしたことでも最後に"for me "がよくつくんです。だから通常は深い意味のない言葉なんだけど、この場合は意味を込めているように思います。このエピソードでは世間の評判がポイントになっているし、初回からジョンはいつも評判を気にしてたし。でもこの2番目のjust for meには、「世間なんてどうでもいい。自分には君がいてほしい」という気持ちが聞こえてきました。
最後に!お兄様の謎!!
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ジョンは一応マイクロフトがジム・モリアーティを監禁、コード情報と引換えにシャーロックの半生の記録を渡した・・・と結論づけていますけれど、腑に落ちません~~。マイクロフトは明言してない。このモヤモヤ感には身に覚えがあります。「ハリー・ポッター」の最終章の前にスネイプの立ち位置が見えなくなった時!そしてその驚きの真相は見事に物語全体の伏線となっていました。せっかくゲイティスさんが演じるお兄様なんだし、マイクロフトが影で糸を操り、ジョンに見えた事実とまったく違う真実の表層がこれらのエピソードだった・・・・というシリーズ3がやって来ないかな~~!!
「I O U」、221Bの隠しカメラ、グリム童話と赤い封印の封筒、新聞記者キティ・ライリーの役割、この辺をすっきりさせて欲しいですぅ。
そして、キティに渡ったシャーロックの半生、実はすっごく読みたいです。
もうひとつ、今までの「シャーロック」全体についても書きたいことがあるのですけど、
長くなってしまいましたし改めて出直します。読んでくださりありがとうございます。
8/11追記
屋上でのモリアーティの台詞
(SHが笑って「君は計画を止めることができる」JM「でも君にそれをさせられるかな?」の後)
「Your big brother and all the king's horses couldn't make me do a thing I didn't want to./兄上にも王の馬にも僕がやりたくないことはさせられなかったのに」
このall the king's horsesはテレビでは省かれちゃってたけど、ハンプティ・ダンプティの一節と同じで、実は日本語訳をとても楽しみにしていただけにガックリ。童謡ではハンプティ・ダンプティは a great fall をして、王の馬と家来でも元に戻せなかった。モリアーティは「兄上と政府機関」という意味で使った言葉遊びだろうけど、うーん、落ちるのはシャーロックであって、君じゃないでしょ、と突っ込みたくなってしまった。日本語訳なかったし、残るモヤモヤ。