Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

イギリス菓子限定品など

2017-03-21 23:31:00 | イギリス
ロンドンのお土産をいただきました。
3/24はRED NOSE DAYというコミック・レリーフによるチャリティ・イベントがあるので、協賛メーカーにより限定商品が売り出されていますが、その一つである大手スーパーのセインツベリーの素適なバッグにいっぱい!



では中身の一部もピックアップしてみますね。

イギリスの定番チョコボールのモルティザーズも赤鼻をつけてます。
「チョコを作って100万ポンドを寄付しますよ」と主張してます。



そして、もう一つのイギリスの春の大イベントはイースター!
こちらも限定商品がお店に勢ぞろいするんです。日本で言えばまるでバレンタインのチョコ売り場のように。

その中でもハリボはやはりかわい~な~
エッグ・ハンティングも楽しくなるでしょう。



ハリボに比べたら大変地味な
品格のある佇まいなのは、こちらも定番中の定番「リッチティービスケット」の小型版「fingers」味は同じでしょうが、気分が変わりますよね。



そしてこちらもジャミードジャースの「ミニ」!パッケージに『ランチパックに』と印刷されてます。そうです、イギリスのお弁当には当たり前のようにお菓子が添えられているのです。日本の学校のお弁当は、小中学校ともにデザートはフルーツのみ許可という厳しさです。欲望に生きるか、健康をとるか、その後の人生に学校教育は影響するのだろうか・・・・



最後は紅茶。

同じトワイニングでも日本とはまた違う・・・日本では正統派を強調する真面目さがウリのところ、イギリスではどうも軽いというかカジュアルというか。

アールグレイなんてマッドハッターのお茶会のイメージですよね、これは。しかしそれはまだわかります。お茶会ですから。

イングリッシュ ストロング ブレックファストは、ただでさえ濃いイングリッシュブレックファストにストロングと強調されているネーミングもさながら、風の強い草原を自転車でかけるイメージ?・・・理解不能!自転車で出かけるピクニックに水筒に入れたこのお茶を持って行って飲むのでしょうか。




SING

2017-03-18 22:38:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
公開2日目ですのであまりストーリー展開に関わることは書きませんのでご安心を。



このところ就活・風邪・家庭の用事三重苦で3週間ぶりに映画に行きました・・・いえ正直言うと、絶対見たい映画ならばそれでも行きますので、心から見たい!映画がなかったんですね。

「SING」はそんな「心から~~したい!」気持ちに紙吹雪をかけてくれるような映画でした。

でも、そうだと知ってて見に行ったわけではなかったのでラッキーです。きっかけはゴリラの声をタロン・エガートンがやっているのでまず惹きつけられたのでした。上の写真はそのゴリラとタロンくんのツーショットの素敵な写真FROMパンフレットです♪

あらすじは宣伝や予告編にもある通り、コアラが自分の劇場を盛り上げるために歌のコンテストを開催、ブタやゴリラにゾウにネズミと賞金とスターの座を目指して歌好きが集まって・・・

舞台は架空の場所らしく、風景からはカリフォルニア州のようなアメリカの都市のイメージ。しかし、町の歌好きを集めて町の人に見せるってNHK素人のど自慢大会程度のコンテストで、借金だらけの劇場を救うという策がイマイチぴんと来ませんでした。

それはあるものの、まず動物だらけの町という設定からして非現実的なのだからと、ぴんと来ないまま見続けていたら、途中からなんだか涙が溢れて流れっぱなしになっちゃったんですよー

ドラマチックなオチはもちろん感動的でしたが、なんだかそれだけでなく、個々のキャラクターたちが「自分が何をしたいのか」という気持ちにくじけながらも正直に生きていて、その結果として物事が起きる・・・というところが、

就活中で自分を見つめて敏感になってちょっと疲れてる私のハートにグサッと刺さったのかもしれません。

シンガー達のように「夢を追いかける」、というようなたいそうなことではなくても、

人が生きて行く時に、目の前にいろいろな選択肢があって、

どうしたらもっとお金がもらえるかとかの欲望や、誰のために自分は生きるのか、とか複数の要素を計算して選ぶのだと思うけど、

その要素には言葉では表せない「やりたい気持ち」ってあるよなあ!と強く思い出したとでも言うのか・・・

もちろん、マッチョなゴリラのタロンくんの歌声も良かったし、キャラクターでは「イカ」がすごいツボでした。すごい可愛いんですよ!同じガース・ジェニングス監督の「銀河ヒッチハイク・ガイド」でイルカが果たしたような大役をこなしていました。

その監督、ミス・クローリー役で声優もやっていてびっくりですが、なんと「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ」にも出演してた役者さんでもあった。どうりで何の違和感もなかったです。日本版では女性が演じています。

続編の2も決定とのことですし、ぜひ監督には続投して欲しいです。しかし同じ動物たちが出るのか、新キャラはどんなで声は誰がやるのか・・・などと楽しみ。











卒業ケーキ

2017-03-17 22:50:00 | たべもの


今日、娘の中学校卒業式でした。
午前中は式、夕方は「卒業を祝う会」という名のホテルでのフルコースディナーが。

私はそういうお任せコース料理が苦手です。一般に喜ばれるご馳走に好き嫌いが多いからです。

あん肝、フォアグラ、いくら、何かの貝・・・と、ホテルメニューにもないスペシャル料理だったらしいんですが、一番高価な食材らしいものを抜いて食べるバカバカしさ。好き嫌いが多い私が悪いんですけど、はい。

学校行事とは別に、お祝いをこれ幸いのチャンスと、私の勤務先でケーキを購入しました。

アメリカンな注文ができるので、よくドラマなどで見かける巨大な長方形のケーキでブリリアントな色のもオーダー可能ですが、娘に好みを聞いたら普通の「ショートケーキ」・・・それなら街のケーキ屋さんにもあるけど・・・

オーダー可能な最小サイズにしましたが、我が家は3人家族ですから十分すぎるほどです。特に高さがあるので食べ応えたっぷりで幸せ幸せ・・・symbol4



ところで、アメリカンな英語のオーダーシートにも「shortcake」って載っているので、ああ、アメリカでも同じ名前なんだな、と思いました。

イギリスだと、こういうスポンジとクリームやフルーツのレイアーケーキは「gateau」(ガトー)って言うんですよ。そう、フランス語でケーキという意味の単語。

ロンドンのカフェでショートケーキを注文するためにわざわざ「that one with fresh cream and strawberry」とかなんとか言った私に店員さんが「gateau?」と言ってきたんですね。私でもそれくらいのフランス語ならわかったので「数種類のケーキの中での名称がそれ?」と目が点になりました。

イギリスのケーキって、キャロットケーキみたいに素朴なもの、チョコレートケーキとか、プチフールみたいな小ぶりのアイシングケーキなんかもよくスーパーでも売ってますが、このガトーは本格的なケーキ屋さんに行かないとないかも。

日本だったらコンビニやスーパーのケーキ売り場の棚に、カットされたのが透明プラスチックに入って売ってるくらい、ケーキといえばショートケーキですが。

でも今Wikiって見たら、最古のショートケーキは16世紀後半のイギリスで記録されているそうです。その時代ではアメリカはまだ国もないですね。

エリザベス1世が好きだったのかしら?



モースルイスエンデバー

2017-03-13 20:43:00 | モース&ショーン・エヴァンズ


先月からまたANXミステリーチャンネルを契約しました。
「主任警部モース」と「オックスフォードミステリー ルイス警部」を放送しているからです。

1月のイギリスでのENDEAVOUR(新米刑事モース)のS4が終わったところだったので勢いついてました。

ところが、これがなかなか忙しい。
「ルイス」はまだ週1話だけど、モースは週2のペースなので、各2時間ずつ、週にたったの6時間なのに不思議です。

特にモースは、夕方4~8時までテレビの前に座って見たのは今日が初めてで、いつもオンデマンドに頼ります。

通勤時間~仕事の休み時間~就寝前にちまちまと見ていると、ドラマでもモースとルイスは夫婦よりも長く一緒の時間を過ごしていますが、私も自分の自由時間にはいつもモースとルイスがいるので親近感さえ覚える有様です。



「ルイス」の方はほぼ初めて2月から見ています。ちょうど1話から放送されたからです。

2015年8月にオックスフォードに「モースツアー」目的で行ったら、ちょうど「ルイス」の撮影に出くわすというラッキーな出会いがあって以来、「ルイス」も見ずには死ねないと思っていたんです。

今まで6話まで見て、ルイスはモースの仕事ぶりを継投しながらも、人柄が違うので部下を持ち自分が上司になっても、独身になっても、やはりモースとは違うなあとこみ上げるものがあります。

ハサウェイの不良インテリ(?)ぶりもエピを重ねるごとにジワジワと発揮されて、新しいコンビと、警視正とのお笑いネタも膨らんできて、チーム愛が芽生えてきました❤︎



それに比べて「新米モース」は深刻度が深く、お笑いの域に達するにはモースはまだまだ修行が必要なようです(笑)。

やはり、お笑いを前面に出してもコメディにならないのは、主任モースやルイス警部のようなくたびれた渋みがあってこそだったんですね。

しかし、あまりにもモースルイスの日々を繰り返していたら、

「モースって一体何がいいのだろう?」

という素朴な疑問が湧いてきて考えてしまいました。

だいたいお腹が出て二重あごで、いつも眉間にしわを寄せて愛想なしモース。
オペラだバイロンだギリシャ悲劇だ、って軟弱趣味。
しかもウィキ見てみたらオックスフォードを中退した理由は、恋愛だそうじゃないですか。えー?!恋愛にかまけて成績が悪くなり奨学金を逃したと・・・

いいとこない。

「新米モース」の方では実家に帰るエピがあったので知っていましたが、出身は労働者階級なんですよね。

オペラだとかオックスフォード大学に入ってたと聞くと、中流出身のおまわりさんなのかと思ったこともありましたが、どうやら間違いでした。

ということは、地方の労働者階級の家に生まれ、芸術や文学に精神的な喜び(現実逃避ともいう)を見出した、一部の領域でちょっと頭の回転がいい人。そして感情表現ができない俗世間の世渡りはダメダメ人間。

こういう人って、実はとても多いのじゃないでしょうか?イギリスに。

それでこういう人たちって、学問の殿堂である権威ある大学や、もともと芸術のパトロンであった貴族や中流社会を実はとても見たい。

ああしまった、なんでモースがいいのか?というよりなんで人気があるのか?みたいな展開になってしまいましたけど、

インテリとしての品はかろうじて保っているけど、口の減らないミス・シェパードみたいなおじさんモースは、いつも偉そうなくせに落ち込んだりする、世渡り下手が放っておけない愛されキャラだったのかな。

新米モースで、いつも恋愛に臆病なのはその過去があったからなのか、とウィキを読んでちょっと納得しましたけど、ちょうどENDEAVOUR最新シリーズではその辺の話も出てきて、また来年の初めごろになりそうなシリーズ5ではいよいよもっとそこのところを見られるかもしれないと思うと楽しみです。

ということで、困ったおじさん達のドラマを後どれくらい見続けたら私の「モースルイスエンデバー」の旅は終わるのでしょうか・・・






The Happy Prince @ベルリン

2017-03-10 12:06:00 | コリン・モーガン
2/9~19に開催されたベルリン映画祭にて、コリン・モーガンの出ている「The Happy Prince」が上映されたので、その資料に写真が公開されています。

そこからの切り抜き↓



リンク先の44pに行けばもっと鮮明に見られます。

ルパート・エヴェレットのオスカーは予想より様になって見えますが、コリン・モーガンのボジーはワンコのような存在感を発しているように・・・見える。

いやだが写真に残されたワイルドとボジーは確かに狼とスピッツ犬みたいな。
スピッツの皮を被った狐っぷりを期待していいのでしょうか。






キャストもそうそうたる顔ぶれでメジャー公開が待ち遠しいですね。

ベルリン映画祭といえば金のクマがまた可愛い。