つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

これって、やっぱりすごい!

2012年01月23日 | 子育て

こんな山が三つある。

全部、センター試験のためのもの! 今は二次対策になって、必要なくなったそうです!

 

す、すごいなあ~~~

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クリスマスツリー・・・ジュリー・サラモン 中野恵津子訳

2012年01月23日 | 本・・・

家で集中できないJkはこのところ、休みの日には図書館のお世話になっている。
それにつられてでもないだろうが、末っ子が冬休みの目標に「休み中に10冊本を読む」と目標を立てた。
先立つものが足りないので、彼も必然的に図書館に通うようになった。
そんなわが子の様子につられて、久しぶりに図書館に行った。

この図書館、それほど蔵書の数が多くないので、いつしか足が遠のいてしまったのだが、書架の間を歩きながら「いいなあ」と思った。
お金を出すとなると元をとることを考えるから、絶対外れのないように傾向の似た本を選んでしまうような気がする。
背表紙を眺めながら、ここなら、挑戦が出来るんだと改めて図書館の効用が身にしみた。

そんな気分でいつもの通り、びりびりとくる本がないか歩き回り、季節外れのこの本に呼び止められた。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーをめぐるドキュメンタリーをテレビで観たことがある。
その年のツリーが無事に飾りつけられると、もう翌年の木を探し始めるというものだった。

この本はそのツリー候補になった、シスター・アンソニーの「トゥリー」と出会った造園技師が語る童話。
修道女という物静かな存在に、きらびやかなニューヨークの街。対照的な二つ。
それがクリスマスツリーに寄って結ばれる。

クリスマスツリーを見ることによって幸せを感じることができる。だから人々はツリーを見に来るのだと、シスターは最後に手紙にしたため、静かに彼女とトゥリーとのこれまでをかみしめる。

そして私が印象に残ったのは、物語の始めに造園技師が語ったこういう言葉だ。

 

・・・あまり才能豊かとはいえない私にも、これだけはという生まれつきの才能がある。木に気品があるかどうか見分けることができるのだ。クリスマスツリーの飾り物や電球よりも明るく輝く“魂”があるかどうか――その美しさは外面だけではなく、内面から来ているものかどうか。・・・

 

やっぱり、そういうもんなんだろうと思う。そして、それは、きっと、人の生き方も・・・だろう。

季節外れの出会いだったが、ちょっとふうっと肩の力が抜けたような気がした。

 

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