つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

寒い・・・受験生達

2012年01月12日 | 子育て

一晩中除雪作業をしていた重機の音のせいもあったのだろうが、今朝は寒さでいつもより早く目が覚めた。

寒い(>_<)(>_<) 陸別町で-28℃。
凍ったバナナで釘を打つということを若い女性アナウンサーが、朝早いテレビでやっていた。
ダイヤモンドダストも普通に彼女の周りに見受けられ、-10℃くらいの札幌はなーんちゃないなあと思ってしまった。
今日の北海道は程度の差はあれ、全道的に真冬日。 さびいよお~~~。

「明日は学校あけてくれないんだって」
昨日は夕方から猛吹雪になった。その中あちこち真っ白になって帰って来たJKが残念そうに言った。
冬季休みが長い札幌でも、週明けから学校が始まる。その準備もあるのだろう。
「明日も明後日も寒いらしいから、家でゆっくりやりなさいっていうことなんじゃない?」
ストレスからか顔色が悪くなってきている娘は、体が冷えていることもあったのだろうが複雑な表情だった。

おなかの調子が悪くなることもあり、毎朝学校に車で送っている。
甘やかしていると反省するが、ボロボロの様子についつい「何時に出るの?」と聞いてしまう。
帰りも、旦那の仕事終わりがあえば拾ってきたが、ここしばらくは「友達と一緒に帰りたい」と地下鉄を使ってぐるっと回って帰ってくる。一緒に頑張る友達に励まされているようだ。

「○○輔君がね 『“勉強しなくちゃ”ていうと勉強できないから“勉強でもしよっかな”ていうと、できる気がする』 て言ってね。
いいこと言うよね!」

「解ける力って言うのがあるんだってこのごろ分かってきた。解けないものは解けないんだよ」
どういう意味?と、尋ねるとこんな風に説明してくれた。

「マラソンでさあ、42キロ走るのに、走り方説明されて、練習して、2時間で走れるようになる人とならない人といるわけで、
そんなもんでさ、4時間くらいでいいのなら走れるけれどそれ以上はどう逆立ちしたって出来ないんだよ。
でもね、4時間かかることがいけないわけじゃないでしょう? 走れる力では精一杯やっているんだから・・・。
私、気持ちは随分強くなったと思う。解けないことを受け入れられるようになった」

そばで表側の意味しか受け取っていなさそうな末っ子に一言釘を刺した。
「お姉ちゃんはね。すんごい努力をしているんだからね!努力してないあんたに簡単にわかるなんて思われたくないからね」

この年頃ではもうすでに社会人として人生を過ごしているお子さんもいる。それに比べれば幼稚な考え方だが、高校受験、大学受験は 「究極の習熟度別クラス分け」 と感じている。自分の力にあった、自分の志望にあった「クラス」に入れるようにみな努力をする。そしてその「努力」も彼ら、彼女らのまぎれもない「力」だと思う。
自活する、その時に必ず役に立つ力ではないだろうか。

こうまで成長した姿を見せつけられると涙が出てしまう。
頑張ろう!受験生の皆!! 「いい受験ができた」と思えるように、今を過ごそう!!

 

 

 

コメント (1)
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