「優しい顔をしていたよ」
葬儀に参列した友人からメールが届いた。
昨日、一昨日と逝ってしまった彼女のことを思い続けていた。
それでも、毎日のことはあとからあとから降るように続いて、
いつものようにPCの前に座り、下書きの済んでいたブログの更新も自動的にして、
歴史はこうやって淡々と流れて行く・・・・
いつか必ず皆が飲みこまれる―――それがいつになるかは持って生まれた寿命次第。
頭では、とうにわかっている。
「スカイツリーに行く約束していたでしょう? 絶対行こうね!! いつ、東京に来る?」
花を連名でと頼んだ友人は、立て替え分を直接もらうと言って聞かなかった。
飛んで行った彼女が私たちに残してくれたものなんだろう。
行かなくっちゃ、必ず・・・・・・