楽しい話題をとりあげようと考えていたのに、またまた、ここに引っかかってしまった。
小樽商科大学が春に起こった“事件”について、「明確な強要はなかった」と記者会見した。
第三者の私には親御さんの 「それでは、うちの息子が悪かったということなんですか?」 という言葉の答えが見つからない。
それが多くの大人が持つ考え方ではないだろうか? 小樽商科大学が積み上げた論理の階段が見えない。
えらい大学の先生に「明確な強要をしなかった」とお墨付きをもらった上級生の皆さんが、
普通のおばさんが言うことに耳を貸してもらえるとは思わないが、
1年でも2年でも山にこもって修行をした方が、このまま未来に向かって進むより
ずっとずっと短い時間で立ち直れると思うよ!それは間違いない。
俺は何でもないよというのであれば、そういう自分がどういうものか考えた方がいい。
「勝ち組」にはなれるかもしれないが、品格は手に入らない。
何か不思議なものの上に積み上がってしまった階段は、二度とがっちりとすることはないだろう。
ずっとずっと難しい場所に立たされてしまっているんだ。 甘えることなく進んでほしいと心から願うよ。
だって、君たちは生きているんだから・・・。
北に一星あり、小なれどその輝光強し
それに憧れて努力している君たちの次に続く若い者たちがいる。
彼らは張りぼての山の頂を目指しているのではなく、本物の山を目指しているのだ。