昨日、前からやってみたいことにチャレンジした!それはぼろ織とも呼ばれるようだが、「裂き織り」
古くなった着物の再生として昔から受け継がれている織り。淡々と織りあげて行く作業に魅力を感じていた。
あれこれネットで探してみると、卓上ならば2万円もせずに織り機は手に入れることができる。
体験だけでもと思うが、それも結構な費用がかかるようだった。
だけれど、それほどの投資をして、やっぱり好きじゃなかったとなるといやだなあとあちこち検索していたら、
「浪漫屋」という雑貨屋さん(?)のHPに「裂き織り体験声かけてください!」とあるのに気がついた。
恐る恐る電話をしたら、元気な明るい声でオーナーさんが 「いつでも来て下さい!料金?たくさん材料使ったら実費いただくかな?」
地下鉄とバスを乗り継いでほいほいと出かけました。
お店は、もう、なんだか宝箱をひっくり返したような感じ。どこもかしこもモノがあって、それをわくわくとほじくり返すような感じ。
写真撮ってくればよかったなあ~~。
でも、半日いた中でお客さんとのやり取りを聞いていると
「それは大島!うちで一番高いもんだわ!10センチで300円でいいよ」
「それは結城で作ってあるから10000円!」
もともとは骨董から始まったと言うオーナーは、自分がこれと思うものを並べているようで、とにかくいろいろなモノが所狭しと置いてあった。
そのオーナーが惜しげもなく裂いた色とりどりの端切れ。
それを、心の赴くままに織りこんで行く作業がとても心地よかった。
「もう4時間よお~~お茶にした方がいいわよ!」と、声をかけられた。
楽しかった。 お弁当も用意していったのだが、それに時間をとられるよりはとひたすら織り機に向き合っていた。
ただただ、美味しい作業だけを体験させてもらったのだが、私、こういうの好きだわ!