日々のこと

可もなく不可もなく

映画鑑賞 『続 三丁目の夕日』

2007-12-06 23:15:08 | 映画DVD&本
11月2日のTV番組で映画『ALWAYS三丁目の夕日』

を見て、子供の頃の風景が描かれている事に感激!
是非、『続・三丁目の夕日』を今度は映画館で見たい、と思っていた

車で15分ほどの所にワーナーマイカルシネマがある。
昨日は水曜日のレディスデーで1000円で鑑賞できる

ネットでチケットと座席を予約し、一人で見に行きました。
中に入ってびっくり!開演の10分前くらいに席についたのに、まだ数人しか居ない?
18:35~なので皆さん仕事帰りでギリギリに来るのかな?と思っていたけど、後から入ってくる人はなく、11人しか居なかった


昭和30年代が背景、この頃の人情や子供の純真さ、この時代の貧しさ・・・上手く言えないけど安心して見ていられる『お金では買えない大切なもの』というテーマ
所々でやはり泣かずにはいられない!

私が特に涙が出て仕方がない場面は、鈴木オートの社長が戦争に生き残った自分を責めるが、戦死した戦友が生き残って居るかのように彼と一緒に酒を酌み交わし、『戦死した者の分まで幸せに生きて行って欲しい。』と話す。
台所の窓には一匹の蛍が・・・
翌朝、泊まっただろうその戦友を探す彼に奥さんは『あなた一人でご機嫌で帰ってきましたよ』と言う。
愕然とする鈴木オート社長


ローラーで絞る洗濯機(友人の家にあった)、台所の風景、豚肉のスキヤキ、舗装されていない埃っぽい道路、、、これ等は当時の東京の風景だけど、私の育った佐渡はもっと貧しく、母は洗濯板で洗濯していたし服ほほとんど手縫いで手作りしてくれた。


先日、展示会の絵を運ぶために大きな風呂敷を探していたら、母が布巾を縫い合わせて一枚の大きさに仕立てた風呂敷が出てきた。
その布巾が父の勤め先のもので、何かの行事や記念のつど支給されていたらしい。
何十年ぶりに父と母両方の思いのこもったものを見つけ、思わず全身が熱くなった。


映画の良さ(映画館で見る)を再認識したので、しばらく通いそう


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