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久しぶりに読む伊坂幸太郎の本
タイトルが『砂漠』
彼の本は、タイトルで内容があまり想像できないものが多い
大学生が主人公で、彼らが入学して卒業するまでの様々なエピソードが書かれていて、彼らが卒業して出て行くところが砂漠、ここで言う砂漠とは「社会」の事らしい
5人の仲良し彼らの内の1人、西嶋君がいい味を出していて、1人称で出てくる北村君よりも西嶋君がヒロインのように読める
彼が「砂漠に雪だって降らせることができる・・・云々」と言い、そのような行動もするとてもユニークな存在
学生は未来が未知であらゆる可能性がある
だから砂漠に雪を降らすことだって、何でもできると思える、人生の中で一番希望に満ちた時期でもある
その反面、どんな可能性を選んで、何をやりたいのか?できるのか?と悩み多い時期でもある
迷っている時でも西嶋君は堂々と迷い、すべてに臆することなく行動する、頼もしい存在なのです
読後感がさわやかで、5人ともとっても素敵な学生生活を過ごしたね!!と、自分も同じように入学し卒業したような気分になれる本です^^;
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