日々のこと

可もなく不可もなく

『阿呆者』-車谷 長吉-

2015-11-11 20:59:35 | 映画DVD&本


『金輪際』と『阿呆者』を読んだ

『金輪際』は短編7つが収蔵されていて、それぞれしっかりした読み物になっている
『阿呆者』は作者のエッセイ集です

作家の車谷 長吉氏は私小説を書いているからか、作り物ではない真に迫るものが感じられて読みごたえがある
2004年に、事実と違う事を書かれたと訴えられたことがあり、それからは私小説作家を返上しているらしいが
私小説作家返上後の本も興味があるな

そんな感じで、エッセイはブログや日記を読むような感覚になって面白い^^;

実母が彼の事を「気難しい阿呆者や」と言っていたらしい^^
48歳で結婚するまで電話もテレビも持たなかった人
もう人間ではいたくないなとタイトルにした文があったり、芥川賞と直木賞の基準や裏話的な事がかかれているし、ワタシにとっては興味をそそられる作家である


次は何を読もうかな? 




               


               
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