タイトルが衝撃的!
高齢者の生きざまを描いた本
セルフネグレクトになってはいけない!
お洒落をするという事は外からどんなふうに見えるかを考える事です
お化粧をする、髪を整える(たとえ白髪でも)、ファッションもちょっと流行を取り入れるとか
これは男女共に言える大事なことです!
外見もさることながら、自分の内面にも自信が持てる
自信があれば何かするにも覇気が出る
お洒落をすれば絶対外出したくなる
といった具合に、高齢者を応援してる、のでしょうね作者は^^v
主人公の忍(おし)ハナは78歳
外見は60代に見える
身体は歳なりに衰えを自覚するが、彼女のモットーが自然に任せて歳を重ねてはいてはダメ!という事
自然体(ナチュラル)で楽にと身なりをかまわなくなりがちだが、加齢に抗ってその現実を少しでも遠ざける努力が良い歳の取り方につながる!これが主人公ハナの信条
最近テレビ番組でも、『美』を追求したものが多く、男性化粧品の市場が急成長しているとか
化粧品どころか男性がエステや美容整形に走る現代><;
この本を読んでから外で見かける人たちの服装が気になり、チェックしているワタシ@@
ワタシもしょぼくれた高齢者にならないように気を付けなければ!と大いに反省している
最初の章から出てくる掛け軸があるが、これが後々まで物語の鍵になるのかな?と最後まで気になったが、期待するほどの役目を負っていない
掛け軸には『平氣で生きて居る』と書かれていて、正岡子規が病床六尺に書いている言葉
ハナの夫が急死し、そこからいろいろなさもありなんという出来事が展開されていく
やっぱり、内館牧子さんの本は面白い!!