タイトルにもなっている肉子ちゃんは、焼肉屋で働いている
自分に対して心身ともに非常に伸び伸びしている
太りたくないとか、娘の手前こうしなければ・・・とかいうものない
人を疑うことを知らず、つらい運命もすべて受け入れて、ただただ目の前の事に頑張り、笑っている
一人娘のキクりんとは顔かたちが全く似てなくて、読み始めのそこからが伏線
子供の頃の家庭に恵まれず、中学を出て夜の街で働く
男にだまされ、風俗にまで落ちるが・・・・・・・・
流れ流れて漁港のある小さな町に落ち着く
前回読んだ本とこの本、2作続けて自力で出産する場面を読むことになり、ちょっと辛い><;
肉子ちゃんのおおらかな人柄と漁港の町の善意の人たち、ハッピーエンドで終わる結末はホッとする^^v
劇場アニメ版を明石家さんまの企画・プロデュースでクランクインしたとTVの情報
大竹しのぶの主演(肉子ちゃんの声)で、6月11日に公開だそうです。
肉子ちゃん母娘の家が、原作と違うが面白そう
西加奈子の本は2冊目だが、これは面白くて一気に読んだ(息子推薦図書^^;)