銀河鉄道といえば誰でも知っている宮沢賢治
賢治の父、政次郎は実父に「父親過ぎる」と言わしめたほど、長男の賢治に思い入れが深い
賢治は成績が良く、政次郎は小学校までしか通わせてもらえなかったが当然進学を希望する賢治を中学校へ
さらに盛岡高等農林学校に
家業の質屋をつぐことを拒み、ほかの事で父親を納得させようというように飴工場を作るとか、人造宝石を作って売るとか言い出す
それでも政次郎は賢治を応援し、賢治の創作した詩や童話の一番の愛読者となる
かなり複雑な宮沢賢治、映画で見た時と同じイメージに血肉がついた感じで面白かった
妹のトシと賢治自身の結核での最後の闘病場面は、ちょっと読んでてきつかった><;