気丈な姉

姉の面会へ（毎週火曜日の１４：００に予約）

一緒に部屋へ行こうと、その前にスタッフさんがマスクを着けさせようとするが、拒否している
両手でスタッフさんの手を振り払っている

機嫌が悪そう＠＠＞＜；

ﾜﾀｼが姉の手を取って声をかけるが分かってないようで、手当たり次第にこちらの腕をギュッとつかんで来て、タイミング悪く皮膚をひねられた

エレベーターへ車椅子を押しながら腕が出てると車に引っかかりそうなので膝に載せようとするとこちらの手を叩く
ﾜﾀｼも叩き返した
スゴイ力なのです

部屋に入って、怒ったり非難しないように静かに話しながら、両手を握っていて・・・・落ち着いてきたようだ
右手を空手チョップするように首に何度か押し当てる
たぶん、命を終わりにしたいという意味だと思う

脳性小児麻痺という障害を持って生まれた姉
加齢とともに頸部の神経に支障が出てきて、佐渡に居る時にドクターヘリで大学病院を往復して大手術を受けた
その後、介護施設でほぼ５年近く経ったコロナ禍のさなか、右肩を骨折した
やむなくﾜﾀｼの住むさいたま市に来るしかなかった

車椅子に座っての１日は辛いだろう
動きにくい身体、姿勢を変えたくても自力ではできず、声は出ても言葉にならず、、、
辛いだろうな！！

肩の骨折をする前は、車いすを自走してベッドへの移動やトイレでの用足しなど、人の手を借りずに過ごせていた
両親亡き後、一人暮らしをして
身障者だからと侮られないよう気を張っていただろう姉は、気が強い！！


姉がひねって痣になった自分の手首を見るにつけ、悲しい＞＜；