酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

風の盆幻想

2008-02-13 21:30:39 | 読書



本家の庭の西の外れの小高い所に祀ってある「商一位商子稲荷神社」です。
今日は、昨日より幾分良い天気なので、
昨日用意した旗を持ってお参りすることにしました。

昨日短冊に文字を書いていて何か足りない?と思ったのですが、
どうしても思い出せず、また義母もこれでよいと言うし、
お参りの後、本家でお茶をいただきながらだんな様に聞いてみると、
ああ、やっぱりでした。

昨日の記事に<追加訂正>をした通り、
「商一位稲荷大明神」は「商一位商子稲荷大明神」の誤りでした。
昔、我が家の本家では製糸工場を営んでいたので、
特別に「商一位商子稲荷神社」を戴いたのだそうです。

これは、製糸工場があった頃の話(実話)です。
だんな様は毎年伊勢参りを欠かしませんでした。
ある日、伊勢参りから帰る途中で急いでおりましたが、
辺りは暗くなり、道に迷いそうになりました。
すると、そこへ狐が現れました。
その狐がだんな様の道案内をしてくれ、
ようやく無事に家にたどり着くことが出来ました。
翌日、庭の隅に老いぼれた狐の死骸があったのだそうです。


これまで何度も義母から聞かされた話ですが、
半分聞き流していたので、文章にするのは難しくて・・・





「風の盆幻想」 内田康夫著 幻冬舎 

先月からずっと修士論文に没頭している娘の帰りが遅く、
私も気がかりなことがあったりして、なかなか寝付けないでいました。
「中陰の花」「アミターバ」の2冊を読み、
先日またどうしても眠れなくなり、長い間読みかけのままだった
「風の盆幻想」を本棚から引っ張り出して読みました。
昨日、娘が帰ってきたのは午前2時。
丁度その時間に最後のページを読み終えることが出来ました。

『夢で逢えればそれでもいいと
 伏せた笠の緒 オワラ 濡れている』 (引用)

「交換結婚」という文字を初めて目にしました。

風の盆恋歌」 石川さゆり 歌

今度は何を読もうかな~。



*ただ今都合によりコメントを受け付けておりません。
 御用のある方は、Eメールかブロろ~ぐのメッセージをお願いいたします。

ブロろ~ぐ - BLOG INDEX -
わたしのプロフィール(リンク依頼もこちらから)