本家の庭の西の外れの小高い所に祀ってある「商一位商子稲荷神社」です。
今日は、昨日より幾分良い天気なので、
昨日用意した旗を持ってお参りすることにしました。
昨日短冊に文字を書いていて何か足りない?と思ったのですが、
どうしても思い出せず、また義母もこれでよいと言うし、
お参りの後、本家でお茶をいただきながらだんな様に聞いてみると、
ああ、やっぱりでした。
昨日の記事に<追加訂正>をした通り、
「商一位稲荷大明神」は「商一位商子稲荷大明神」の誤りでした。
昔、我が家の本家では製糸工場を営んでいたので、
特別に「商一位商子稲荷神社」を戴いたのだそうです。
これは、製糸工場があった頃の話(実話)です。
だんな様は毎年伊勢参りを欠かしませんでした。
ある日、伊勢参りから帰る途中で急いでおりましたが、
辺りは暗くなり、道に迷いそうになりました。
すると、そこへ狐が現れました。
その狐がだんな様の道案内をしてくれ、
ようやく無事に家にたどり着くことが出来ました。
翌日、庭の隅に老いぼれた狐の死骸があったのだそうです。
これまで何度も義母から聞かされた話ですが、
半分聞き流していたので、文章にするのは難しくて・・・
「風の盆幻想」 内田康夫著 幻冬舎
先月からずっと修士論文に没頭している娘の帰りが遅く、
私も気がかりなことがあったりして、なかなか寝付けないでいました。
「中陰の花」「アミターバ」の2冊を読み、
先日またどうしても眠れなくなり、長い間読みかけのままだった
「風の盆幻想」を本棚から引っ張り出して読みました。
昨日、娘が帰ってきたのは午前2時。
丁度その時間に最後のページを読み終えることが出来ました。
『夢で逢えればそれでもいいと
伏せた笠の緒 オワラ 濡れている』 (引用)
「交換結婚」という文字を初めて目にしました。
「風の盆恋歌」 石川さゆり 歌
今度は何を読もうかな~。
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