豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地名とヤマセの風と函館山…北斗市

2010-08-19 18:00:00 | ファース本部
読売新聞の編集手帳と云うコーナーに次のような記事が載っていました。
【長崎県佐世保市白南風町。「白南風」(しらはえ)とは、梅雨が明けたころに吹く南風のことである。白南風に対し梅雨のさなかに吹く南風を「黒南風」(くろはえ)という。こうもり傘の黒からシャツの白へ…というのでもあるまいが、梅雨明けの前後を色で対比したから黒と白なのだろう。その町を訪ねたことはまだないが、すてきな地名である】

今年は、梅雨時期に激しい雨が降り続き、梅雨明けには記録的な猛暑が続いています。
この地名は、黒南風が白南風に変ると過ごし易くなると思って出来たように思います。
確かに梅雨明けは、シャキッとした夏が来て、白いワイシャツが清々しく見えます。

ところが昨今の気候は、梅雨時期の雨傘の効かない豪雨と暴風雨です。
夏になっても湿度は殆ど下がらずに、連日連夜、半端じゃない暑さが続いています。
何処の地域にも、雨の予兆や嵐の予兆に「ヤマセの風」を感じるといいます。

この道南地方では、南東の風をヤマセの風と呼んでいます。湿ったヤマセの風が吹くと、しだいに雨になります。道南の奥尻島には、東風泊(やませどまり)と云う地名があり、函館市の東端、恵山岬周辺を山背泊(やませどまり)と云います。

漁業に携わる人々が、海の凪を願い、嵐を呼ぶ風、「ヤマセの風」を止めようとの思いから出来た地名なのでしょうか。写真は、会社前の田んぼから実の付いてきた稲穂の頭越しに函館山を撮りました。
今日の北斗市は気温が高いものの湿度が低くて気持ち良い暑さです。

落葉松越しに見た函館山、花畑から見た函館山、今日のような澄んだ日、霞みがかった日、稲穂の隙間から見た函館山…見た場所、見た天候で佇む函館山は全部が異なって見えます。
今日は終日、社内で新しい装置の開発思案に没頭しています。毎日更新・社長の携帯ブログ
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