豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

電話一本で3000万円の仕事が…函館市~北斗市

2010-08-20 17:14:27 | ファース本部
地域の工務店の多くは、必ずしも社員教育が万全だと云えないようです。
棟梁大工さんの社長が懸命に培ってきた信頼と信用だけで仕事を保持してきました。
たまたま事務所にいた大工さんが、掛かってきた電話に出たそうです。

「はい!もしもし!?何?!誰?!…社長?いません!」電話の相手は、約3000万円の新築予定の建主さんでした。その受け応えで完全に怒らせてしまったそうです。
後日談ですが、その建主さんが社長のところに遣って来て事の始末を教えたそうです。

通常の営業工務店だったらその時点で、完全に新築の仕事を逃していた事でしょう。
その建主さんは、工務店社長の生真面目さを知っていたので取り繕う事が出来ました。
建主さんは、自分でなかったら新築発注などしなかっただろうって…

この逆のケースもあります。リフォームの問い合わせで電話を受けた女子事務員の対応がとても親切で丁寧だったそうです。このような方のいる工務店だったら安心だと思い、1000万円を超えるリフォーム工事が受注できた工務店もありました。

社員教育マニュアルに沿った電話の受け応えも、コンビニ店員の「ラッシャイマセー~~」の声掛けに似た無機質なものです。電話の向こうには、私達の生活の根源を為す、大切なお客様が居るとの意識を常に持っている事が大切なのでしょう。

電話だけでなく工務店は、施工現場のスタッフ、大工さん、協力業者さん、近所の皆さんなども、いつか建主さんになってくれる「潜在顧客」なのだとの意識すべきでしょう。
写真は弊社マドンナのひとりが電話対応していますが、さてその出来栄えはいかに…毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
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コメント
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