豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

難しい技術は文系で解釈すると…北斗市

2010-11-09 17:30:40 | ファース本部
ファースの家を理解するには、断熱材の熱伝導率、経年劣化率、調湿省エネ、何故電化なのかなど、とても小難しい理屈が必要になります。また、ファースの家の基本概念図を見ただけで、機械の囲いのなかに居住空間があるような錯覚に陥ってしまいます。

特に家全体の調湿メカニズムを説明するには、エアコン開発エンジニアが使用する、エンタルピーという気温と湿気の潜在熱を合計した熱メカニズムを説明しなければなりません。
説明に入ろうと、空気線図なるグラフをだした時点で対象者の顔が曇ってしまいます。

こんな小難しい説明などで、お客様にひかれるくらいなら、最初から客受けする家の外観、内観、内装、設備などの視覚で訴える事の方がはるかに得策です。
そもそも住んでから快適な空間などと云うモノは、住めば判る…住まなければ判らない…

多くの建主さんは、このように雲をつかむような感覚で家づくりを実践しそうです。
ところが小難しい理屈は、住んでから生涯にわたり建主さんにつきまとう事になります。
なぜ暖かい、なぜ涼しい、なぜに省エネかなどは、全てが見えない部分に秘訣があります。

したがって理解してもらう努力を怠ってはいけないのでしょう。
今日は中小企業基盤整備機構の方々がファース本部の事業内容における新規性を調査のためにご来社されました。写真は右から整備機構、函館オフイスの所長、隅田久雄さん、プロジェクトマネージャーの山中文雄さん、弊社研究開発室の次長、村上一人と撮りました。

ファースの家の性能を理解して戴くための説明を、お二人は技術的な解釈ではなく、文系に解釈してまとめて聴き返してくれます。
文系の解釈の方がはるかに判り易くて説得力があります。
私達も難しい説明ほど、文系での解釈が出来る説明法を勉強する必要性がありそうです。

今日は終日、肌寒い小雨模様でしたが明日も同じような天気が続きそうな北斗市でした。
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