豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

元請け建築業者と下請協力業者との関係…東京都内~羽田空港~高松空港~高松市内

2013-07-04 21:54:04 | ファース本部
私達のような家づくりを行う建築業者は、数十社以上の協力業者の納材、施工などに支えられております。
いわゆる下請業者と云われる業者さんです。
この工務店などが抱える協力業者を「下請」と位置付けることには僭越至極です。

工務店独自では、基礎、鉄筋、大工、板金、左官などの職人を置いているところなど極めて少ないのです。
下請との位置付けは、仕事をさせてやるとの元請意識が濃厚に透けて見えます。元請けは下請を安く上手に使いこなすことが良い方法と完全に上から目線です。
このような元請けは、市況が厳しくなると一番初めに淘汰される建築屋と云えそうです。

今日は香川県高松市のFAS加盟工務店、ファンホーム株式会社の協力業者会の設立総会で90分ほどの基調講演を行いました。
ファンホームの社長、藤沢裕一さんは30歳代前般の若手経営者で、協力業者の方の殆どが先輩経営者と云えそうです。
そこで設立した協力業者協力会の名称をファンホームの「FHパートナーズクラブ」としています。

パートナーとは、協力業者との云い方より更に謙虚に、仲間とか同志、つまり立ち位置が同じ、目線も同じの同格であると云う事です。藤沢社長の思いが込められていそうです。
地域密着型工務店は、建主さまに評価されて口コミ紹介が大きな営業手法となりますが、同時に協力業者さんとの信頼関係を保持しての人間関係の構築が不可欠です。

建主さんに可愛がられ、協力業者さんに慕われることは、同時に地域社会から評価されることにもなります。
その基本は、建主さん本意の家づくりと協力業者さんへの信頼です。
「FHパートナーズクラブ」の名称に藤沢社長の工務店経営の理念が伺えます。

今日は東京から四国に移動して、空気清浄機材メーカーの社長さんや販売代理店さんの社長さんと意見交換の後、高松市内の高台にある喜代美山荘での総会参加でした。
記念懇親会では、「FHパートナーズクラブ」の経営者さんと色々な意見交換が出来ました。
さて、心配した雨に降られず何とか天気にも恵まれました。明日は福岡に移動を。

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