豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住宅工法の良し悪しは…函館市~北斗市

2014-08-04 18:29:37 | ファース本部
住宅工法には、構造の耐震性や合理性などに特別な工夫を凝らした「構法」と、私達ファースの家のような、温熱性能に工夫を持たせた「工法」などに分類されそうです。
多くは、「工法」と一括りにしておりますが、構法と工法では意味合い全く異なります。
中にはFP工法のように構造性能と温熱性能の双方に特徴を持たせた工法もあります。

住宅工法を供給している業者側は、当然ながら我工法こそ世界一と自負しています。
建主さまにとっては、一生一代の大事業となる家づくりなのですから供給側の溢れるような覇気によって、建主さん側への伝播力が異なりそうです。

世の中には数多の住宅工法が存在しております。しかし、私達ファースの家も含め、住宅工法の一長一短があります。その一長一短を素人の一般ユーザーさんは、何を選択肢の要点にすると良いのか難しいところと言えそうです。

ある住宅工法のシンポジウムでパネラーを務めたことがありました。
パネラーで供給者側は当方だけで、後の数人は学者2名、消費者代表の方々でした。
消費者のパネラーから住宅工法の選択要件を学識者の先生に質問が及んだところ、二人の学者のうち1名は「雰囲気や感性で」と1名が「施工会社の付き合いで」との意見でした。

当方は、真っ向から反対意見を述べるに至りました。「雰囲気・感性・付き合い度合」などでなく消費者が知りたいのは、ユーザー側に立った学術的で客観的な情報なのです。
私達住宅工法の開発企業は、学術的で客観的な批評を受け止めながら研究開発を致します。
このシンポジウムでも当方は、ことごとく学者の先生を敵に回してしまいました。

住宅業者の自分がつくる家は世界一なのだとする思い込みに対し、客観的で適格な評価がほしいのです。私達ファース本部は、常に一長一短の「長」を伸ばし、「短」を改善する研究を行っています。学術者の客観的な研究文献は、基本的な技術となるのですが、各現場で家になり、人が住むと様々な事象が具現化します。
学者の文献と異なるところに事象が発生するのです。

さて、今日はこの道南も蒸し暑く、時折みせる晴天と土砂降りの大雨が降るなど落ち着かない一日だったようです。写真は午後に撮った函館駅前です。
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