豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

時代の風を読む…東京都内

2017-12-23 15:28:38 | ファース本部

私は昭和60年に家中の熱源総てを電気で賄う今で云う「オール電化住宅」を創設しました。
家中の温度と湿度を一定化するため、大量換気の必要な燃焼機器を使用できません。
家を暖かくするには、断熱と隙間のない気密が不可欠なのです。

昭和55年に初めて省エネ基準なるものが制定されました。
その基準に沿って作った家では、住む人を幸せになど出来なかったのです。
平成元年、発泡スプレー断熱のファース工法を創設、今の次世代基準を超えたスペックです。

可燃性のウレタン樹脂を木材にスプレー発泡する断熱、気密工法は、断熱専門家が見ると、無茶苦茶で破天荒で危険極まりない断熱システムに見えたようです。
燃え易い、木材の呼吸を止める、環境ホルモン、価格が高いなどと初めての断熱気密工法は、あらゆる専門家に大バッシングを受ける事になります。

私は、それまでのグラスウール断熱の家で様々な事象に遭遇し、布団と同じ仕組みで、乾燥した空気を静止させての断熱方法に大いなる疑問を持っておりました。
ファース工法は、あらゆる課題を一つずつ解決し、断熱評定を認定する評議員の先生方に根気よく聴いてもらえば必ず理解を得られと確信していました。

それは当時、既に出来上がっているファースの家60棟のお施主様の支援があったからです。
そして4年がかりで公的交付を受けたのが平成5年の4月でした。
私が断熱評定を交付されると業界は、堰を切ったように参入し始め、今や年間数万棟以上のスプレー発泡断熱工法の家が建築されいます。

私達は、既に時代の風を読み次なる住宅システムの開発に着手しています。
東京都内には次世代を創造するヒントが多く潜在しており今日も探索しています。
写真は東京の象徴的なスポット東京駅正面ですが、この光景からも次なる風を感じます。

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