豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

嫁と姑の物語…北斗市

2017-12-07 17:32:40 | ファース本部

母親にとって息子の嫁は、「自分から息子を奪った女」と意識する場合があると云う。
父親にとって息子の嫁は、「もう一人、自分の娘が出来た」と好意的になるとの声もある。
もともとの他人どうしが所帯を持つと本人の背景には相互の家族背景があります。

私が家庭裁判所の家事調停員を務めて感じた事は、一旦夫婦間に亀裂が入るとそのバックグラウンドとなっている双方の家族が、一斉に加勢に加わります。
二人しか知らないはずの家庭内紛争は、家族を巻き込んでの大騒動になることも。

その中でも数少ない事例でしたが、息子の不甲斐なさで嫁を不幸にしつつあると完全に嫁の味方になった姑さんもおりました。
ともあれ真の親子でも一緒に暮らせば、様々な事が要因で大喧嘩する事もあります。
一家の台所を担う「主婦」が二人もいたら多かれ少なかれ諍いは免れません。

一方では、姑の存在があったので今の安泰があると感じる嫁も少なくありません。
我家では、習慣や感性の違いを乗り越えて大きな紛争などがありませんでしたが、今は亡き大正生まれの姑のサイクルに合わせるため、我慢をしたのは嫁の方だったようです。
毎日、母の仏壇に手を合わす嫁の姿に感銘し、嫁両親の墓参りも欠かさずにしています。

「夫婦喧嘩は犬でも食わぬ」とは、夫婦は時間が経てば自然と仲直りすると云う意味です。
「嫁姑喧嘩」の際は、夫が多少なりとも嫁側にたった穏やかな仲介が秘訣です。
私達の家づくりは、住む人の泰平を念じており、家の間取りにも工夫がありそうです。
写真は嫁姑同居を意識して建てたファースの家ゲストハウス(げっかそう)の居間です。

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