豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

付加断熱工法とは…北斗市・ファース本部

2021-02-18 17:30:03 | ファース本部

付加断熱工法とは…北斗市・ファース本部

グラスウール断熱材の外側にもう一枚の断熱材を敷設する事を「付加断熱」と云います。

グラスウール断熱やブローイング断熱は、構造体の内部に充填します。

内部充填だと、梁、間柱などの木材部分は、内側と外側の両面に接しています。

 

グラスウールの熱伝導率(λ)は約0.4w/km、木材のλは乾燥木材で約0.04w/kmです。

つまり木材は、グラスウール断熱材の約10倍も熱を伝えてしまいます。

この木材のヒートブリッジ(熱橋)を防ぐために付加断熱材は大きな意義があります。

 

写真はファース工法の付加断熱材として使用する「ファースボード30」です。

ファースボードは特注で「ファースボード50」つまり30㎜厚と50㎜厚があります。

特にファース工法は、樹脂断熱材をスプレー発泡するため、その断熱材を受け止める素材としてファースボードを使用しております。

 

グラスウールのλ0.04に対し、ファースボードのλは約半分も0.021w/kmです。

ファース工法は、グラスウールでなくスプレー発泡用の「エアクララ」を使用します。

エアクララのλも0.021w/kmです。

 

30㎜のエアクララ吹付で60㎜と同等なり、グラスウール断熱材の120㎜に相当します。

しかもその外側の半分は、付加断熱なので木材の熱橋を食い止める役割をしています。

このファースボードにエアクララを吹付、その内側にはインナー通気層を構築します。

 

ファースボードの外側には外部通気層、内側にはインナー通気を設け、天井裏に設置されたエアコンで冷暖房された空気を循環させます。

つまり床面、壁面、天井面からの輻射熱で冷暖房を行っております。

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#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装

 


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