豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

樹脂断熱の独立気泡率…北斗市・本社

2024-01-29 17:26:18 | Weblog
樹脂断熱の独立気泡率…北斗市・本社
ウレタンは、塗装材にも使用されます。
ツルツルに磨かれたテーブルなどは、多くがウレタン塗料で仕上がっています。
ウレタンとは、「ポリオール」と「イソシアネート」と云う成分の混合です。

塗料としては、ポリウレタン樹脂と云われます。
ポリオールとイソシアネートに発泡材を添加すると、ポリウレタン断熱材となるのです。
発泡させる際には、発泡倍率を色々と加減することも可能となります。

スポンジもウレタンです。
水を吸い込むウレタンは、連通気泡と云います。
断熱材に使用する際は、独立気泡率を上げることで断熱効力を得ることになります。

スポンジは独立気泡率0%で綿と同じなので、吸った空気の分だけが断熱力となります。
空気を抱えて断熱力を出すのは、グラスウールやロックウールなど同じ作用です。
画像は、ファース工法の断熱施工ですがウレタン樹脂の発泡倍率96%にしています。

4%が木材を呼吸させるための微妙な数値であり、96%の独立気泡率です。
この独立気泡の中には「HFO」と熱を極めて伝え難いガスを封じ込んでいます。
HFOは、フロンのような温暖化効果ガスではありません。

樹脂断熱工法は、平成元年に確立したのですが公的認定まで丸4年間の歳月を経ました。
可燃性のポリウレタンのスプレー発泡断熱材は、発泡倍率を上げる事が出来ます。
僅かな原液でも倍率を高くすると安価できるのですが、確実に断熱力と強度が落ちます。

ファース工法エアクララは、IBECの型式認定を交付されおり二重三重にチェックします。
熱貫流率0.023w/㎡k(グラスウールは0.045)をキープし、躯体をガッチリと柔らかく包み込む機能を備えています。

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