豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

北海道の稲作の発祥地…北斗市・本社

2023-05-04 16:32:11 | Weblog
北海道の稲作の発祥地…北斗市・本社
北海道の稲作発祥は、この北斗市大野地域です。
稲作発祥の記念碑も建立されています。
北海道の稲作起源には、350年ほどの前1669年の「津軽一統志」の中に「大野は戸数20戸ばかり」であったとの記述があるそうです。

当時の住民は、馬車で荷物を運び、森林伐採、炭焼きなどが主であり、畑作は自給用だけだと記してあります。
松前藩主が現在の北斗市文月に当時大野村の高田吉右衛門に稲作を命じたとの記述があります。

昭和24年(1949)に北海道庁が「作右衛門なる者四百五十坪を開伝し産米十俵を収穫した」「北海道水田発祥の地碑」にはこのような記述があります。
当時の大野村文月の旧家・野田作右衛門と云う人が初めて米を収穫したという史実から、大野が水田発祥の地として認められ、碑文に刻まれたのでしょう。

平成の大合併で当時の亀田郡大野町と上磯郡上磯町は、郡をまたいで合併し北斗市となりました。上磯町は、何万年も採掘できると云われる豊富な石灰石鉱山を活用して、太平洋セメントが石灰石採掘、セメント精製、そのまま前浜の埠頭から船積み出荷しています。

工業の街、上磯町と農業の街、大野町が合併して北斗市が誕生しました。
この旧大野町の旧渡島大野駅は、現在の北海道新幹線の「新函館北斗駅」です。
この地域には、野田や高田の姓が多いのものこの理由かと思われます。

画像は、水田発祥の地碑あたりから函館山方面を撮りました。
この向こうには、新幹線架橋、高速道路架橋、そして函館湾を挟んで函館山が小さく見えます。

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