豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

多層ガラスから見た景観…北斗市・本社

2024-04-09 17:17:14 | Weblog
多層ガラスから見た景観…北斗市・本社
先般、特許登録された断熱多層ガラスの景観度を検証しています。
画像は、研究開発の課程でガラス8枚のガラス壁からの内側から撮ったものです。

8枚ものガラスになると、重量的に採用不能となります。
そのために栃木県那須塩原市の星野アルミ建材株式会社さまには、10種類以上ものテスト用サンプルを創って頂きました。
8枚ガラスは、Low-E機能付き6枚ガラスよりも断熱性能は劣ります。

Low-E機能付き6枚ガラスは、断熱材グラスウール200㎜分に相当します。
多層ガラスは、Low-E機能付きも含め計算方式で熱貫流率を算出できます。
ところが計算式でのLow-E機能付き6枚ガラスは、グラスウール100㎜相当でした。

Low-E機能付トリプルガラスを合わせる際に更には、あと一層の空気断熱層が出来ます。
その一層の空気断熱層の在り方には、色々な工夫を施す必要があります。
トリプルガラスを現場搬入しての取り付けですから、現場施工できる細工をしてあります。
その一工夫が断熱性能には、大きな効能を見出したようです。

星野アルミ建材の副社長、磯 宗秋さんの執念の試みが想定外、計算外の成果となりました。
新製品の研究開発は、起案者、計算者、試作者などのチームワークが必須になります。
自分ひとりだけで創り出せるものなどは、皆無に等しいのでしょう。

今日は外気温4度、強風で冷たい雨が降り続く中、実験ハウス内の気温12度でした。
多層ガラスで課題になるのは景観ですが、画像は8枚ガラス越しに撮ったものです。
このガラス壁は、我家にも採用しグラスウール200㎜の断熱力を発揮しています。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
「#福地建装」「#SDGs」


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