先日のジャカルタで話す機会があった湿度コントロールの仕方で、その話を聴いた人が帰国し、誰かに話したところ、そのシリカゲル調湿法に関する問い合わせがありました。
高温多湿の地域で家屋内の湿度を下げることは、とても難しいことです。
除湿器やエアコンで湿気をとっても外気からは、次々に湿気が侵入してきます。
先ずはシームレス状の気密層の構築が必須です。
そしてシリカゲルを用いているのです。
そもそもシリカゲルは乾燥材ですが、湿気を吸って多湿状態を改善させても、直ぐに飽和(いっぱい)してしまいます。先ずはそのキャパシティーを膨大にすることです。
私達のファースの家は、延べ面積100㎡の住宅では約250㎏のシリカゲルを要します。
飽和と再生のできるように吸排気機能を持たせるように多孔質の孔を調整しました。
気温が上ると相対湿度が下がり、飽和状態から解放されるように処方しました。
つまりは、乾燥機や加湿器を用いることなく湿度を一定化できるのです。
処方メカニズムは、ブログで伝えきれませんが、全国各地にあるFAS加盟工務店のファースの家で体感してください。
写真は佐賀県に建築したファースの家です。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
ファース・ポータルサイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます