トチの実の灰汁抜き
自作の炭俵を前に
2011年11月3日,上牧の星野さんのお宅を尋ねると,星野さんは留守であった.休日のこの日,息子さん孫さんたちが訪れており,上の方に山芋を堀に出かけているとのことで,牧峠の道すがら,星野さんの車を見つけながら,つづらおりの牧峠への道を,ゆっくりはしった.案の定,星野さんの田んぼの辺りのあぜ道に車があった.すでに刈り取られた田んぼの中をしばらく歩いていくと,薮に覆われた急斜面辺りで数人の人声が聞こえてきた.
どうやら,息子さんと息子さんの子供達と山芋堀で忙しいようだ.私も芋掘りは嫌いではないので参戦したかったが,牧峠でのきのこ採りがしたかったので,星野さんに一声かけ先を急ぐことにした.おみやげに今掘り出したばかりの山芋をいただいて.
山芋を掘る
牧の手作りの資料館
今、牧の集落では集落の活性化を進めている。牧集落の街道沿いには手製の看板や案内板が立ち並び、賑やかだ。今はやりの限界集落なる熟語はこの集落には当てはまるのだろうが、牧の人々は気力と行動力に満ちているようだ。
「あの神社の立看板は俺の手製だよ!」と星野さん。
いやまさに牧の峠に至る県道には、この集落の人達のやる気が満ちあふれている。
以下,牧村のHPのアドレスです.
http://www.makitouge.info/