改装オープンしたということで、21日の初日に見てきました。瞽女ブースがこの歴史館にも新設されたということもあり、期待感いっぱいで足を運びました。1階はオープンスペースで無料ということで、子供達が飛び回っていた。この日はオープンに合わせて瞽女ブースで、瞽女を描いた斉藤真一研究家の池田敏章氏が解説をしているということもあり、久しぶりの再開も果たした。
2階からは有料で、入館料は500円。
このところの暑さに閉口していた身には避暑気分で館内を巡ってみた。
池田敏章氏。涼しい北海道からのおいででした。瞽女唄のレコードジャケットに使われた斉藤真一の絵を前にして。
それにしても瞽女ブースは、お義理程度で期待はずれでした。
岩の原葡萄園創業者である、川上善兵衛生誕150周年ということで、企画展ブースで開催されていた。
ふと思ったのであるが、このような公共の施設で、一民間企業の歴史を扱うこともありなのか(この手の物は通常はこの企業の会社内ブースにあるものなのでは)と、疑問に思ったことであった。立派な箱に改装したのだから、多くの人が集う、魅力ある博物館としての運営をしてもらいたいものである。複製品を並べていた小林古径美術館の二の舞にならぬよう、その存在に期待いたします。
外に出ると蓮が見頃であった。
11時からは瞽女唄の横川恵子氏の演奏会が、瞽女ミュージアムで催された。明日11時からも、虚無僧尺八の佐藤和昭氏の演奏があるので、楽しみである。