梅雨の長雨は、上越の赤土を溶かし渓水を混濁させ、釣りもままならない。仕方がないから、行き着く先は源流部である。その細流でさえ増水し濁りがあり、遡行も困難である。そんな細流を蜘蛛の巣を振り払い、梅雨に濡れた木々を割って、釣りキチは行くのである。
ミズナも食べごろに、あっという間に夏が終わりそうだ。
釣果は満足のいくものではないが、原生林の奥深く棲む渓の妖精に逢えたことに感謝である。
梅雨の長雨は、上越の赤土を溶かし渓水を混濁させ、釣りもままならない。仕方がないから、行き着く先は源流部である。その細流でさえ増水し濁りがあり、遡行も困難である。そんな細流を蜘蛛の巣を振り払い、梅雨に濡れた木々を割って、釣りキチは行くのである。
ミズナも食べごろに、あっという間に夏が終わりそうだ。
釣果は満足のいくものではないが、原生林の奥深く棲む渓の妖精に逢えたことに感謝である。