小林照幸の著書には殺処分されるペット問題にメスをいれた「ドリームボックス・殺されてゆくペットたち」2006年などがあり、一貫してペット問題に取り組んできた、ノンフィクション作家である。
その小林照幸著、「車いす犬ラッキー」(2017年4月発行)をベースにしたドキュメントが8月20日放送、アンビリーバブル(フジテレビ 19時57分〜21時)で放送される。
南海日日新聞社 8月14日記事より
捨て犬との出合い、飼養を通じ、人生が変わった徳之島町(鹿児島県徳之島)の男性と飼い犬の絆を描いた物語が20日、フジテレビの番組「奇跡体験!アンビリバボー」で放送される。車いすの愛犬「ラッキー」と家族のように接する物語の主人公、自営業島田須尚さん(70)=同町亀津=は「ラッキーとの日常が全国放送の番組で紹介されることこそ、まさに奇跡(アンビリバボー)だ」と驚いている
同番組のディレクター高瀬嗣礼さん(33)によると、3月に番組制作スタッフがプレゼンテーションした島田さんの物語に高瀬さんが興味を持ったことが撮影のきっかけ。島田さんの物語を記した小林照幸氏著『車いす犬ラッキー│捨てられた命と生きる│』(毎日新聞出版)を読み、「予測不可能な出来事に人生を左右された人々のアンビリバボーな話を紹介する」という番組のコンセプトに合致すると判断し、制作を決めた。
撮影は6月と8月の2回実施。放送内容は野良犬として捕獲収容され殺処分直前だった初代愛犬「寅」、天涯孤独のラッキーと出合い、それまで仕事一筋だった島田さんが、家族と同じように愛犬へ愛情を注ぐ姿を描く。大病を患って愛犬と離ればなれになったことで、自身の人生がラッキーに支えられていると気付き、健康に気を配ったりボランティア作業にも目覚めるなど、心境や人生の変化を追っている。
高瀬さんは「動物と触れ合うことで1人の男性の人生が変わったハートフルな物語。家族の在り方も考えさせる内容になっているので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話した。島田さんの物語の回は、県内ではKTS鹿児島テレビで20日午後7時57分から始まる同番組内で放送される。
8月20日放送、アンビリーバブル(フジテレビ 19時57分〜21時)
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